終戦の日に放送される特番！戦艦『大和』と日本の安全保障を考える

終戦の日に贈る特別プログラム

2023年8月15日、終戦の日にBS日テレで放送される特別番組が注目を集めています。今回は「深層NEWS」と「NEVERAGAIN」の二つのプログラムが放送され、戦争と平和について深く考えるきっかけを提供します。

深層NEWS「戦後80年日本を取り巻く陸海空の安保環境と3正面への対応は」

まず、午後6時58分から放送される「深層NEWS」では、戦後80年を迎えた日本が直面する安全保障の課題について、元自衛隊の高官たちが解説します。この番組では、中国、ロシア、北朝鮮という「3正面」の脅威にどう対応するべきか、自衛隊が抱える現状と未来への方針を探ります。

出演には元陸上幕僚長の岩田清文氏、元統合幕僚長の河野克俊氏、元航空総隊司令官の武藤茂樹氏が名を連ね、今の日本の安全保障環境をより具体的に理解できる内容となっています。また、コメンテーターとして右松健太さん、伊藤俊行さん、川畑一志さんも登場し、多角的な視点から議論が展開されることでしょう。

番組視聴の理由

この番組は、現代の日本が抱える安全保障の課題を分かりやすく伝え、視聴者に考えるヒントを与えてくれる貴重な内容です。特に、歴史を教訓にして次の世代に何を伝えるべきかを考える際には欠かせない視点となるでしょう。

NEVERAGAIN特別編戦艦『大和』次世代への継承

続いて、夜7時55分から放送される「NEVERAGAIN特別編」では、戦艦『大和』についてのドキュメンタリーが展開されます。1941年に広島県呉市で建造されたこの艦船は、「不沈艦」として名を馳せるも、1945年に米軍の攻撃によって沈没。その際、3056人もの命が奪われました。この悲劇の背景や戦艦の建造理念について、ジャーナリストの池上彰氏が解説します。

教室を舞台に、鈴木福さんという若手俳優とともに、海軍の歴史や戦争の影響を次世代へどう継承していくのか、私たちが考えなければならない重要なテーマに迫ります。

池上彰のメッセージ

池上氏は、「戦後80年、戦争の記憶が薄れつつある今、私たちはその記憶を次世代に伝え続け、平和の重要性をしっかりと考えなければならない」と語ります。そして、鈴木福さんも「日本の問題だけではなく、世界各地の戦争についても目を向け、自身の出来る役割を考え続けたい」と述べています。このように、番組を通じて視聴者が何を学び、何を考えるべきかが明確に示されているのです。