CHホールディングスとグランドファンクが新たな映像制作の未来を切り開く業務提携を発表

CHホールディングスとグランドファンクの業務提携

2025年7月31日、東京都に拠点を置くCHホールディングス株式会社と株式会社グランドファンクが、AIを活用した音楽および効果音の映像制作における業務提携を発表しました。この提携は、広告制作のコンパクトバジェット領域に焦点を当て、AI生成音源の導入を積極的に進めることを目的としています。

提携の背景と目的

両社は、映像制作においてAI技術を活用することにより、柔軟性やスピードを高めつつ、コストを抑えた制作を実現することを目指しています。特に、ナショナルクライアントの案件においては、クリアランスやブランドポリシーの観点からAI音源が導入されにくい現状があります。このため、両社は“コンパクトバジェット領域”を試行錯誤や革新の場として捉え、結果を出しつつノウハウを蓄積していく方針です。

CHホールディングスの一貫した制作体制とデジタル化された制作ワークフロー、そしてグランドファンクの独自の音楽演出力を掛け合わせることで、新しい表現スタンダードを生み出し、業界に新たな選択肢や可能性を提供していく計画です。

CHホールディングス代表のコメント

CHホールディングスの代表取締役である和田篤司氏は、「AIを活用した映像制作は現在も多くの模索が行われていますが、今回の取り組みを通じて、無理のない実用性や新たな可能性を現場に提供できればと考えています」と語りました。この発言から、実際の現場でのニーズを考慮したアプローチが伺えます。

グランドファンク代表のコメント

一方、グランドファンクの代表取締役茂木英興氏は、「AI音源は今後の選択肢のひとつとして多大な可能性を秘めています。CHホールディングスとの連携を通じて、より自然で創造的な音楽の創出を一緒に模索できることを楽しみにしています」と述べています。AI技術の導入が、より創造的な音楽制作につながることを期待しています。

両社の企業概要

- CHホールディングスは、映像制作、CG・VFX制作、Web、空間デザイン、XR・VRなど多岐にわたる専門分野を持つクリエイティブ企業群です。グループ各社の専門性を活かし、総合かつ一貫したビジュアルソリューションを提供しています。また、クリエイティブ・スタートアップの次々と創出を目指しており、日本の創造産業の発展にも寄与しています。