OZE BOARDWALKプロジェクト
2025-05-30 11:14:19

三条印刷が地域への支援を続ける「OZE BOARDWALK project」

2021年10月に始まった「OZE BOARDWALK project」は、地域の環境保護に寄与することを目指した取り組みであり、三条印刷株式会社が主体となって行っています。毎年、循環型印刷商品を通して得た収益の一部を使って、片品村や尾瀬国立公園に関連する団体への寄付を行っています。このプロジェクトも早くも3年目を迎え、2025年3月4日には、38万5764円の支援金が寄付されました。

寄付先は、片品村の一般社団法人尾瀬登山道整備部であり、大清水から一ノ瀬までの遊歩道の整備に必要な資金が提供されます。この寄付は地域の自然環境を守るために重要な役割を果たすとともに、訪れる人々により良い体験を提供するためのものです。

寄付金贈呈式は、片品村役場庁舎で行われ、村長の梅澤志洋氏や尾瀬登山道整備部の代表である桂田直樹氏、三条印刷の渋谷政道代表取締役が出席しました。贈呈式では寄付目録の贈呈に加え、意見交換会も開かれました。この会議では、現状の整備ビジョンや観光資源としての大清水~一ノ瀬区間の活用法について意見が交わされ、さらなる観光促進策が話し合われました。

興味深いのは、このプロジェクトがただの寄付にとどまらず、地域間の協力を深化させる役割も果たしている点です。群馬県と福島県を結ぶ古道「沼田街道」は、地域の観光資源としても注目されています。三条印刷は、この古道を生かした持続可能な観光の促進にも関与していく意向です。

そして、この寄付が行われた背景には、三条印刷が持つ「尾瀬国立公園における自然保護」という理念があります。尾瀬国立公園は、日本の自然環境保護運動の発祥地でありその美しい景観は多くの人々に愛されています。そのために、循環型印刷商品の販売を通じて得た利益を地域に還元するという取り組みがスタートしました。この商品は、国立公園内に敷設された木道を再利用した「尾瀬の木道ペーパー」を使用しており、環境に優しい印刷を実現しています。

寄付を受けた団体は、具体的には大清水から一ノ瀬区間における遊歩道の整備作業やトレッキングルートの管理を担っています。それにより、訪れる人々が安全に尾瀬の自然を楽しむことができる環境作りを進めています。整備ビジョンの一環として、倒木の除去や崩落した部分の補修作業が進められており、これからも地域との連携を深めながら、さらなる発展を目指していくことが期待されています。

三条印刷は、このプロジェクトを通じて地域貢献の意義を考え、人々が自然と触れ合う機会を増やすことで環境保全意識を高めていくことに貢献しています。尾瀬の素晴らしい自然を守りながら、次世代へとその魅力をつなげていく使命感を持ち続けています。今後も地域の発展と環境保全の両立を目指す「OZE BOARDWALK project」に注目が集まります。期待されるのは、参加団体とのさらなる連携強化と、地域の人々に愛されるプロジェクトとして育てていくことです。


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