子ども読書調査
2025-04-15 12:07:42

子どもの読書意識調査、約3人に1人が本を月3冊以上読む結果に!

子どもの読書意識調査の結果が明らかに



光村図書出版株式会社(東京都品川区)が実施した第4回「子どもの『好き』に関するアンケート調査」の結果が発表されました。この調査は小・中学生を対象に、学習や趣味に関する情報を集め、特に2025年4月23日の「子ども読書の日」を踏まえて「本と読書」というテーマで行われました。

調査の概要


調査は2025年1月8日から1月9日にかけて実施され、500名の児童・生徒が回答。具体的な回答内容が気になるところです。まずは、全体の傾向について見ていきましょう。

好きな本のジャンル


調査によると、最も好まれている本のジャンルは「物語(小説)」で、全体の34.2%がこのジャンルを選びました。次いで「事典・図鑑」が26.6%、「科学・テクノロジー」が21.8%と続きます。小学生と中学生を比較すると、小学生は「事典・図鑑」が1位、中学生は「物語(小説)」が1位という明確な違いが見られました。

読書量の実態


また、読書量については、全体の約30.2%が月に3冊以上を読んでいると回答しました。これはおおよそ3人に1人が月に3冊以上の本を読むことを示しています。小学生では11.9%が7冊以上読んでいると答え、一方で中学生は5.5%と、若干の差が見受けられます。

本を入手する方法


本を手に入れる方法では、「実店舗がある書店」が48.6%で1位、次いで「学校図書館」が25.2%、そして「地域の図書館」が14.4%という結果でした。ここでも小学生と中学生では微妙な違いがあり、小学生は図書館を多く利用する傾向があります。

紙書籍と電子書籍


最後に、紙の書籍と電子書籍に対する好みを聞いたところ、なんと約6割が「紙の書籍が好き」と回答。一方で「電子書籍が好き」と答えたのはわずか12.8%で、さらに約3人に1人が「電子書籍を読んだことがない」と報告されました。この結果から、特に若い世代で紙の書籍に対する愛着が強いことが読み取れます。

まとめ


光村図書出版の調査結果は、子どもたちの読書に対する興味や選好を浮き彫りにしました。読書は単なる知識の取得にとどまらず、子どもたちに安らぎや喜びを提供しています。今後も子どもたちの読書環境の充実を図り、より多くの子どもたちが本に親しむことができる場を提供することが求められます。読書の重要性を再確認し、今後の変化に注目していきたいものです。


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