幕が上がるVol.03
2026-09-03 12:08:54

劇場セミナー『幕が上がる、その前に』Vol.03の成功裏に終わる!

劇場セミナー『幕が上がる、その前に』Vol.03の開催レポート



2026年7月30日、東京都港区のP.O.南青山ホールにて、シアターワークショップ主催の劇場セミナーシリーズ『幕が上がる、その前に』のVol.03が開催されました。この回では、ゲストとして名倉加代子氏を迎え、ホストに中井美穂氏と戸部和久氏を迎え、多角的な視点から劇場の意義を考察しました。

セミナーの目的


本セミナーは、「劇場とは何か」という問いに答えるべく、舞台の実践から得られる知見を共有する場です。名倉氏は、これまでの半世紀にわたる舞台芸術の中心的な存在として、豊富な経験を持ち、観衆と共に90分の対話を展開しました。

名倉加代子氏による洞察


名倉氏は、青山劇場での自身の経験を語り、参加者に対し「振付は言葉」であると述べ、その重要性を強調しました。彼女の言葉は、舞台芸術が持つ深い意味やメッセージを再考させるものであり、参加者全員が彼女の対話に耳を傾けました。特に、名倉氏がニューヨークでの学びについて語った際には、自身の踊りを見つめ直すきっかけとなったエピソードが印象深く、多くの共感を得ました。

舞台芸術の創作プロセス


また、名倉氏は作品作りにおける演出家との信頼関係の重要性についてすぐれた洞察を提供しました。彼女は、演出家が描くビジョンに、持てる技術と能力で応えることが自身の役割であり、責任ある立場についても言及。作り手としての覚悟や心構えが浮かび上がりました。

劇場の特性とその影響


名倉氏は、劇場の特性が作品に与える影響についても言及。特に新宿コマ劇場や宝塚大劇場といった各劇場の個性が、どのように舞台作品に反映されるかについて掘り下げ、その中でも青山劇場の革新的な舞台機構に触れました。彼女は、機構に負けない表現を目指す姿勢が、彼女の創作活動の原動力であると語りました。

理想の劇場とは


加えて、名倉氏は理想の劇場についても見解を述べました。「来客が再び訪れたいと思える劇場」が理想であり、それこそが彼女の創作活動の原点であると語ります。観客が再度チケットを手に取りたくなる舞台作品を作ることへの情熱は、参加者全員に強いメッセージを伝えました。

まとめ


セミナー後、名倉氏やホストの言葉を反芻し、劇場が持つ特別な空間としての側面を再認識する貴重な機会となりました。演出家としての名倉氏の視点が、参加者に新たな刺激を与え、劇場とは何かを考えさせる深い時間となりました。 

次回のVol.04は、舞台美術と照明についての視点からさらなる議論を展開する予定です。どうぞご期待ください。


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