角田光代初絵本
2025-10-08 11:52:15

直木賞作家・角田光代が贈る初の絵本『ねこがしんぱい』が登場

直木賞作家・角田光代が贈る初の絵本『ねこがしんぱい』



2025年10月8日(水)、株式会社KADOKAWAから直木賞作家の角田光代が初めて書き下ろした絵本『ねこがしんぱい』が発売されることが決定しました。この作品は、愛猫家として知られる角田氏が大切な猫を心配する家族の様子をユーモラスに描いています。

絵本の概要



本書の絵は洋画家の小池壮太が手がけており、彼の静謐でありながら温かみのある画風が物語の魅力を一層引き立てています。温かい家庭の情景を描いたページをめくるたびに、読者は平和な日常の大切さを感じることでしょう。38ページにわたるフルカラーの内容は、子供から大人まで楽しめる作品となっています。

ストーリー紹介



物語は、主に一家の視点から描かれます。主人公は家族とともに暮らす猫・たまこの存在を心配し、彼女が一人でお留守番している間の出来事を考えます。家族は「たまこがティッシュで遊んでいるかな?」、「一人でどこかに行ってしまったらどうしよう」といった不安を抱えていますが、実際にはたまこがどのように過ごしているかは誰も知らないのです。家族がいないとき、たまこは何をしているのでしょうか?

たまこはティッシュの雲に乗って遊んだり、遠くの友達とオンラインで遊ぶ約束をしたりすることができるのです。家族が急いで帰ろうとしても、たまこは驚きの行動を見せるかもしれません。このように、本書は家族の愛情をユーモラスに描き出すことで、温かい感動を呼び起こします。

角田光代と小池壮太のインタビュー



発売を記念して、角田光代と小池壮太のインタビューも公開されています。インタビューでは、作品に込めた思いや制作の裏側について語られており、読者はさらなる深みを感じることができるでしょう。


著者紹介



角田光代(かくた みつよ)さんは1967年神奈川県に生まれ、早稲田大学を卒業後、1990年に「幸福な遊戯」でデビューを果たしました。以来、多数の作品を手掛け、数々の賞を受賞しています。猫との生活を描いたエッセイも人気で、彼女の愛猫への深い思いが反映されています。

小池壮太(こいけ そうた)さんは1977年東京都生まれで、京都市在住の洋画家です。静物画や風景画を中心に活動する傍ら、絵本作家としても多くの作品を発表しており、特にその温かみのある画風が評価されています。

書誌情報



  • - 書名:ねこがしんぱい
  • - 作:角田光代
  • - 絵:小池壮太
  • - 定価:1,760円(本体1,600円+税)
  • - 発売日:2025年10月8日(水)
  • - 判型:A4変形判
  • - ページ数:オールカラー38ページ
  • - ISBN:9784041158456
  • - 対象年齢:4歳くらい~

この絵本を通じて、多くの人々が家族の愛と猫との絆を再確認できることを願います。


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