方南ぐみ朗読劇「青空」と「あたっくNo.1」の魅力
2025年1月30日から2月9日の期間、東京・俳優座劇場で方南ぐみによる朗読劇「青空」と「あたっくNo.1」が上演されます。この公演は、俳優座劇場のラスト演目として、多彩な芸能人が共演する特別な舞台です。
公演情報
この朗読劇は、戦争をテーマにした「青空」と「あたっくNo.1」にフォーカスを当てており、戦中の苦悩や青春を描いた物語がプログラムされています。出演者は総勢47名。各回異なるキャストが織りなす物語は、同じ作品でも毎回新しい表情を見せてくれること間違いなしです。
日程とチケット情報
公演は以下の日程で実施されます。
- - 朗読劇「青空」:1月30日(木)~2月8日(土)
- - 朗読劇「あたっくNo.1」:2月9日(日)
チケットは12月28日から先行発売が開始され、一般発売は1月11日からスタート予定です。チケットは全席指定で、料金は7,000円(税込)です。詳細は
カンフェティ公式サイトをチェックしてください。
作品の詳細
「青空」
物語は太平洋戦争の時代、少年とその遊び相手である犬と猫の視点から描かれています。国からの命令に従わなくてはならない苦悩と、愛するペットを守りたいという少年の葛藤が心に響きます。この作品では、少年と動物の絆がテーマであり、それを通して戦争の悲惨さを感じることができます。
「あたっくNo.1」
こちらの作品は、潜水艦「伊18号」での秘められた任務で織り成される男たちの青春物語。彼らは行き先も知らされず、ただ命令に従い、出航します。戦争の恐怖を背負いながらも、強い意志を持って未来に向かって進んでいく姿が描かれています。
作・演出の意義
本公演を手がけるのは、方南ぐみの代表的な作品の多くを担当している㭴田正剛氏。彼は、どちらの作品においても、観客に絶対に忘れるべきでない歴史と心温まるメッセージを伝えます。戦争の悲惨を物語に盛り込みながら、心に響くステージを届けることが、彼の使命なのです。
最後の俳優座劇場へ
俳優座劇場は2025年4月末に閉館となります。約70年もの歴史を持つこの劇場での最後の公演として、方南ぐみは特別な気持ちを込めて作品を上演することとなりました。この感謝の意を一人でも多くの役者と観客で分かち合うことができればと思います。
まとめ
「青空」と「あたっくNo.1」は、ただの朗読劇ではありません。戦争という重いテーマを背負いながらも、観客に感動を提供し、知ってほしい過去を綴った作品です。この特別な公演を通じて、たくさんの人々が集い、思い出に残るひとときを過ごせることを期待しています。皆様のご来場を心よりお待ちしています。