ダンガン文庫が紙書籍市場に挑戦！新たなビジネスモデルの誕生
ダンガン文庫が紙書籍市場に新風を吹き込む
株式会社BookBaseが運営するダンガン文庫は、これまで電子書籍を中心にコンテンツを提供してきましたが、ついに紙書籍の販売を開始することが決定しました。この新たな試みは、出版社直販によるビジネスモデルの確立を目指しています。第一弾として、カクヨムで5500万PVを誇る人気作『迷宮クソたわけ』が2023年7月16日に発売されることが発表されています。
新たな出版モデルの挑戦
一般的に紙書籍の流通は、大手出版取次を通じて行われるのが主流ですが、特に中小出版社にとってこの取次との取引はハードルが高く、紙書籍の販売が難しい現状にありました。ダンガン文庫の新たなる取り組みでは、取次を介さない書籍流通のモデルを模索し、Web通販サイトを通じての直販を実現させることとなったのです。
この試みのために、BookBaseは大手印刷会社との新たな取引を開始し、300部から2000部までといった中規模の製本が可能となりました。それにより、特にニッチなタイトルや新鋭作家の作品も、より多くの読者に届くようになります。
書店様との提携にも期待
ダンガン文庫の今回の取り組みは、単なる紙書籍の発行にとどまらず、今後書店との提携による販路拡大も視野に入れています。電子書籍で培ったファン層を活かしつつ、紙書籍を求める新たな読者層の開拓に挑む姿勢は、業界全体にとっても刺激的なニュースです。
多様なメディア展開について
ダンガン文庫はまた、映像や音声、コミカライズを通じたメディアミックスや、各種企業とのコラボレーションも積極的に行っています。新たなオリジナルIPの製作や展開に関心のある企業も、ぜひダンガン文庫にお問い合わせを。興味がある方は、以下の法人窓口までご連絡ください。
- - メディアミックスや協業等の問い合わせ
- - 卸売などに関する問い合わせ
これからもダンガン文庫の動きから目が離せません。失われた紙書籍の魅力を再発見しながら、新たな読者層を拡大していく展開に期待がかかります。これが業界の新たなスタンダードとなるのか、注目が集まります！
トピックス（その他）
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。