「毎日新聞と朝日新聞の校閲記者が語る、志と苦悩のリアルな姿」
2025年9月21日(日)、毎日新聞社が主催するオンラインイベント「ことば茶話」第13回が開催されます。今回のテーマは「赤ペン座談会 with朝日新聞校閲センター」であり、毎日新聞社の校閲記者とともに朝日新聞の校閲記者も参加します。この特別なイベントは、校閲の仕事に従事する4人の若手記者たちの対話を通じて、校閲の実情や悩みを中心に語り合う機会となります。
校閲という仕事
校閲は、新聞や雑誌などの媒体で情報の正確性や文法を確認する重要な役割を果たします。だが、その仕事は決して簡単ではありません。情報の正確性を保つためには、膨大な知識と細心の注意が求められます。その中で、校閲記者たちが覚えなければならないルールや文化、時には独自の悩みも多いのです。今回の座談会では、各記者が「校閲のあるあるネタ」や「異なる社風における仕事の進め方」など、普段はなかなか知ることのできない裏話を披露します。
イベントの内容
毎日新聞校閲センターが提供するサイト「毎日ことばplus」において開催されるこのイベントは、特に有料会員向けのサービスとして位置づけられています。選ばれたテーマに基づき、リラックスした雰囲気の中で、普段話すことのない他社の校閲記者たちとの対話を楽しむことができます。
当日は、同業の校閲記者4人が自らの経験をもとに、様々な視点で校閲の現場の実情を語ります。どのように新人が育てられるのか、校閲する際の使われる道具は同じなのか、そして社ごとの独特なルールや文化についても話し合われるでしょう。
登壇する校閲記者たち
登壇者には、各新聞社を代表する若手校閲記者たちが名を連ねています。大西咲子さんは、毎日新聞での経験を生かしながら、東京で新聞校閲の仕事を続けている柔軟な思考を持つ記者です。米田千佐子さんは朝日新聞で培った校閲のノウハウをもとに、他社の校閲者と直接話す機会を楽しみにしています。また、武長佑輔さんは国際ニュースに精通しており、校閲に新しい視点を持ち込もうと模索しています。最後に、大庭穂香さんは毎日新聞で校閲記者としての新しい挑戦を続けつつ、日本語に対する深い理解を持っています。
概要と参加方法
このオンラインイベントは、Zoomを利用して行われます。16時45分からの入場開始で、17時から18時30分までの予定です。参加希望者は、毎日ことばplusの有料会員に登録することで、参加 URL を受け取ることができます。参加は非常にシンプルで、事前にZoomをインストールした後、送られるリンクをクリックすればOKです。
【お申し込み】
毎日ことばplusに有料会員登録すれば、イベント参加は簡単です。イベント当日までに登録すれば、参加に必要な情報が送られます。
この座談会は、同業者同士が意見を交わす貴重な場となることでしょう。校閲の仕事をする方、興味がある方はぜひ参加して、プロの裏側を覗いてみてはいかがでしょうか。