進化を遂げたデジモンたち!新作『DIGIMON BEATBREAK』対談記事
2025年10月より放送が開始される、約2年ぶりとなる新作TVアニメ『DIGIMON BEATBREAK(デジモンビートブレイク)』。今回、久遠寺マコト役の関根有咲さんと、キロプモン役の久野美咲さんの対談インタビューが公開されました。ここでは、作品に対する熱い思いやキャラクターの魅力についてお二人に伺いました。
新しいデジモンの魅力とは?
まず、関根さんと久野さんに『DIGIMON BEATBREAK』の参加が決まった際のお気持ちを聞いてみました。
関根さんは、「デジモンの設定やキャラクターデザインを見た瞬間、大人向けだなという印象を受けた」と語ります。従来の『デジモンアドベンチャー』とは異なり、スタイリッシュで落ち着いたトーンのビジュアルは、まさに現代のデジモンの姿を伝えています。
久野さんは、主人公トモロウの繊細さに魅力を感じたことを話し、視聴者が感情移入しやすい主人公像が描かれていることを強調しました。これは、彼の抱える複雑な感情が彼自身をより人間らしく、共感できる存在にしているからでしょう。
デジモンとの出会い、それが育てた思い
お二人がデジモン作品とどのように出会ったのか、そしてその思い出を聞くと、共通して子供の頃の記憶が強く残っていることがわかります。
関根さんは『デジモンアドベンチャー』に強い思い入れがあり、ヒカリちゃんに憧れていたと語ります。彼女の夢は「パートナーデジモンと一緒に冒険すること」とし、その夢が叶い、今マコトを演じていることに感激している様子が伝わりました。
久野さんもまた、クラスメートと共にアニメを観ていた思い出を語り、特にテリアモンが好きだったことを明かしました。
マコトとキロプモン:心のつながり
続いて、キャラクターについての話題に移りました。
関根さんが演じるマコトと、
久野さんのキロプモンは、互いに強く共鳴しあう存在です。この二人の関係性は、作品内でも特別な位置を占めているとお二人は語ります。
関根さんは、「マコトとキロプモンは、仲間たちの暴走を抑えるバランサー」と位置づけ、一方で彼ら自身は「心と心が通じ合っている」と強調しました。
エモーショナルな物語の展開
第9話と第10話では、マコトとキロプモンの過去が描かれます。このエピソードについて映画のテーマに切なさと成長を見出す関根さんは、「パートナーデジモンが存在することが“悪”とされる世界があることに衝撃を受けた」と語り、それが彼らの成長と絆の深まりにどう影響しているのかを考察しました。
このように、物語は単なる冒険譚だけではなく、キャラクターの内面的な葛藤や成長を描いた、深いストーリーになっていることが感じられます。
進化を遂げるキロプモン
キロプモンの進化形、ナイトキロプモンも大きな注目を浴びています。
久野さんは、初めてのアフレコでの印象や声のディレクションを振り返り、「声はそのまま、キャラクターの中身だけを成長させる方向性に切り替えた」と語りました。その結果、彼女の演じるナイトキロプモンは、進化による変化を見事に表現しています。
収録現場での絆
対談の最後では、収録現場での絆が深まったことについても触れました。ラウンドワンに一緒に行くほど仲良くなったというエピソードは、お二人の関係性が自然に進化したことを表しています。現場の雰囲気が良いため、アフレコでの相談もしやすくなり、より良い作品作りにつながっているようです。
最後に
『DIGIMON BEATBREAK』は、これからも新キャラクターが続々と登場し、ますます賑やかになることが期待されています。今後の展開にぜひ注目してほしいと、関根さんと久野さんは視聴者に向けてメッセージを送りました。第9話と第10話を通じて、マコトとキロプモンの関係性の変化を感じてもらえればと思います。
『DIGIMON BEATBREAK』の魅力溢れるキャラクターたちの冒険を、ぜひお楽しみに!