話題のシリーズ『さよならの言い方なんて知らない。』第10巻がついに登場

激動の「8月編」がついに完結！

著者・河野裕の人気シリーズ『さよならの言い方なんて知らない。』第10巻が、2025年8月28日に新潮文庫nexから発売されます。本作は、累計27万部を突破したヒット作品であり、多くの読者からの支持を得てきました。その大ヒットシリーズがこれで完結を迎えるということで、ファンの間では大きな話題を呼んでいます。

シリーズ最大の「驚き」とは？

これまで物語の中で繰り返されてきた「8月」がついに終わりを迎えます。第10巻では、シリーズの中でも最大の「驚き」が待ち受けているということで、読者は期待と緊張感を抱えてページをめくることでしょう。本書では、絶望の中を生き抜く少女・冬間美咲と、彼女が求めるヒーロー・香屋歩の物語が展開されます。

この物語の舞台は、AIがすべてを支配する絶望的な世界。人々は生きる目的を見失い、人生に意味を求めることすら忘れてしまったかのようです。しかし、美咲は「自分にしかできない希望」を見出し、香屋にそのヒーローとしての役割を求めます。果たして彼女は、再び生きる意味を取り戻せるのでしょうか？

著者・河野裕の経歴

河野裕は1984年に生まれ、2009年にデビューを果たした作家です。彼は『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でのデビュー以来、数々の作品を発表し続けています。特に『いなくなれ、群青』が話題となり、大学読書人大賞を受賞。その後も精力的に創作活動を行い、最近では『君の名前の横顔』が読者による文学賞を受賞しています。また、本作と並ぶ代表作として『彗星を追うヴァンパイア』も評価されています。