Z世代が求めるテレビの未来、江頭2：50問題で見えた本音とは

Z世代のテレビに対する率直な意見

最近の調査によると、Z世代の大学生はテレビに対して非常に興味深い意見を持っています。特に江頭2：50に関連する炎上事件がきっかけで、テレビ番組の表現規制についての若者の意見が明らかになりました。調査を実施したのは株式会社RECCOOが運営する「サークルアップ」であり、300人の大学生を対象に行われたこのリサーチは、Z世代の本音を浮き彫りにしました。

江頭2：50の影響と閲覧意識

テレビ番組『オールスター感謝祭』での江頭のパフォーマンスは、思わぬ反響を呼び起こしました。共演した女優・永野芽郁が泣いてしまう場面が波紋を呼び、SNS上では激しい議論が展開されています。調査の結果、江頭に不快感を抱く大学生は36%にとどまり、過半数の学生が彼に対して中立的か肯定的な意見を持っていることがわかりました。
その一方で、大学生の中には江頭のスタイルは不適切だが彼の芸を「また見たい」と思う人が多く、なんと33%がこの意見に賛同しました。

若者が感じる表現規制の違和感

最近のテレビが直面している表現規制に対する違和感も、この調査で浮かび上がりました。7割以上の大学生が「規制が厳しくなっている」と感じており、これに対する否定的な意見がたくさん寄せられています。実際に、彼らは「テレビがつまらなくなった」とも語っており、面白さの基準が厳しくなっていると指摘しています。これを考慮すると、テレビと若者が求めるエンターテインメントのギャップが明らかになりました。

規制が変えたエンターテイメントの風景

大学生が「規制で面白くなくなった」と感じている番組を挙げると、トップには『世界の果てまでイッテＱ』が選ばれました。他にも『水曜日のダウンタウン』や『ガキの使いやあらへんで』の名が見られ、これらの番組が ‘面白さの欠如’ を感じさせているようです。また『ガキ使』には松本人志への愛着が感じられ、視聴者は松本が絡むことで作品に奥行きを与えていると信じているようです。