ファミリーマートとコカ・コーラが共に歩むLGBTQ理解促進イベントの成果

ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンが共に開催するイベント

2025年10月11日、ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンが、合同イベント「ALLYを周りに広めよう！」を開催しました。このイベントは、定期的に実施される活動の中で、特に「国際カミングアウトデー」に合わせたものです。両社が連携して3年目を迎えた今年のテーマは「動く+広める」。これまでの成果を基に、さらなる行動を促すことを目指しています。

講演会の模様

特別ゲストには、認定NPO法人ReBitの代表理事である藥師実芳氏が登場。講演テーマは「多様な性から多様性を考える」です。藥師氏は、DE&I（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン）やLGBTQに関する基礎知識を広めると共に、企業や行政、教育現場における取り組みの拡大について解説しました。さらに、LGBTQの権利を巡る国際的な流れについても触れ、参加者に重要な知識を提供しました。

藥師氏自身のトランスジェンダーとしての経験も織り交ぜながら、参加者にとって多様な性について考えるきっかけを提供しました。参加者は真剣に耳を傾け、その内容に深く共鳴しました。特に「今日からできること」という具体的なアクションプランが共有されると、個人ワークの時間には熱心に意見交換が行われました。

参加者の声

参加者からは感謝と前向きな意見が寄せられました。「自分がALLYであることに誇りを感じた」「悩みを理解してくれる人がいることがどれほど大切か再認識した」など、個々の体験が共有される場となりました。藥師氏の笑顔で話される姿は、多くの人に勇気を与え、多様性についての理解が深まる時間となりました。

ReBitの藥師様のコメント

藥師氏は、「ReBitは、LGBTQもがありのままに生きる社会を目指しており、ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンの連携は心強い」と評価。社員が作成した6色のレインボーステッカーを用いて、イベント当日から多様性の理解を広めていく姿勢も印象的でした。これにより、参加者一人ひとりの行動が広がり、より inclusive な社会の実現に寄与する希望を持たれました。