HIGHLIGHT、日本公演で魅せた新たな輝き
韓国の人気ボーイズグループHIGHLIGHTが、約1年ぶりとなる日本公演「HIGHLIGHT LIVE 2025 [RIDE OR DIE] in JAPAN」を東京・立川ステージガーデンで開催しました。この公演は、7月に韓国・ソウルから始まったアジアツアーの一環として行われ、ファンの期待を一身に受けたステージとなりました。
迫力のオープニングと圧倒的なパフォーマンス
8月30日、会場は開演前の緊張感に包まれ、照明が落ちると同時に客席からは歓声が上がりました。オープニングVCRが流れる中、バイクのエンジン音が響き渡り、ステージのLEDには「ARE YOU READY?」と映し出されます。赤いスポットライトが旋回し、ボルテージが急上昇する中、メンバー4人が中央のLEDから登場。興奮の渦の中、彼らの初めの楽曲「Chains」が始まりました。この曲はツアータイトルともなっており、HIGHLIGHTとしての今を象徴する楽曲です。
衣装はビジューが施されたライダースジャケットで、彼らの力強いパフォーマンスに会場は熱狂の声で応えました。
続いて披露された「Switch on」では、楽曲の緊張感と爆発力を表現し、ソン・ドンウンが「東京! 声聞かせて!」と呼びかけることで、さらに会場の盛り上がりが加速しました。10年の時を経てなお色褪せない「Stay」にも、多くのファンが歓声を響かせました。
視覚と聴覚を刺激するエネルギッシュな演出
演出にも趣向が凝らされており、楽曲が終わると同時にメンバーがジャケットを床に落とすシアトリカルな演出が施され、観客はその余韻に浸るひと時となりました。その後、LEDが映し出した重厚な壁からメンバーが再出演し、続く「Shadow」ではダンスとともに観客を魅了しました。
「Sad Movie」へとつながる中、彼らの未だ衰えない歌唱力と深いパフォーマンスにより、場内は彼らの特異なメランコリーに包まれました。
HIGHLIGHTとファンの絆
全5曲がノンストップで披露された後、メンバーがファンに語りかけます。「LIGHTちゃん元気だった? よかった」、そして「何があってもHIGHLIGHTとLIGHTは一緒にいる」とイ・ギグァンが伝え、会場は一体感に包まれました。これからも共に歩んでいくというメッセージが強調されました。
その後、披露された「We Up」や、「Dance With U」でも会場は熱気に包まれ、特に「HANDS UP」ではファンとの一体感が生まれ、総じて温かい雰囲気が漂いました。
未来を紡ぐHIGHLIGHTの姿
そして、VCRが挟まれた後、登場したのは幻想的な宇宙空間。「Dream Girl」や「Though I call you name」では、彼らのもつ圧倒的な歌唱力とハーモニーが披露され、ファンを魅了しました。
最後に、HIGHLIGHTは「Fiction」や「Shock」で会場を再度盛り上げ、観客も一緒に歌声を響かせる熱い時間が続きました。公演中、ファンとの信頼と愛情を感じられる瞬間が幾度もあり、全てがHIGHLIGHTの音楽に対する情熱と愛情によって結ばれていることを実感しました。
最後に
約3時間20分の公演の終わりには、彼らの進化を確信し、HIGHLIGHTとLIGHTが共に未来を切り拓いていく姿が感じられました。HIGHLIGHTは、過去を糧に進化を続け、新たな光を放ちながら、音楽という名の翼を広げていくことでしょう。今回の日本公演は、その新たな一歩を踏み出す、非常に意義深いステージとなりました。