舞台『リンス・リピート ーそして、再び繰り返すー』日本初上演決定!
2025年4月、家族が抱える深い愛と痛みを描いた舞台『リンス・リピート』が日本初上演されます。この作品は、現代の摂食障害をテーマにしており、家族間のすれ違いや苦悩を繊細に掘り下げた物語です。演出は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した若手の稲葉賀恵が担当し、実力派キャストが集結することで注目を集めています。
キャストとストーリー
舞台には、寺島しのぶ、吉柳咲良、富本惣昭、名越志保、松尾貴史といった、知名度の高い俳優陣が名を連ねています。特に、寺島しのぶが演じる母・ジョーンは、移民としての苦労を背負いながら家庭や仕事の間で葛藤する難しい役どころです。一方、吉柳咲良が演じる娘・レイチェルは摂食障害を抱えており、彼女の心の葛藤と家族との関係が物語の中心となっています。その他にも、父・ピーター役の松尾貴史、息子役の富本惣昭、セラピスト役の名越志保がそれぞれの役割を演じ分けます。
作品のテーマ
本作は、娘が家族のもとに戻ることで始まりますが、愛が裏目に出ることで抱える痛みや、家族間の絆が逆に苦痛を生むことを描いています。摂食障害を通じて明らかになる歪んだ家族関係や、現実に向き合うことの難しさが、繊細な会話によって伝えられます。この作品は、私たちが日々直面している問題を鋭く問いかけるものとなるでしょう。
公演情報
開催は東京公演が2025年4月17日から5月6日、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。その後、京都公演が5月10日と11日、京都劇場にて行われます。チケットの先行販売は2月11日から始まり、一般発売は2月19日から行われます。全席指定で料金は8,800円、U-25やYシートなど特別価格の席も用意されており、若い世代にも観やすい設定となっています。詳細やチケット購入方法は公式サイトをご確認ください。
キャストのコメント
舞台に主演する寺島しのぶや吉柳咲良らは、自身の役を通じて伝えたいメッセージについてそれぞれコメントしています。寺島は「家族の形について深く考え、自分の思いを形にしたい」と語り、吉柳は「摂食障害というテーマをしっかり掘り下げて演技に臨みたい」と意気込みを見せています。
公式情報
舞台『リンス・リピート ーそして、再び繰り返すー』の詳細は公式サイトを通じて確認できます。この機会に、ぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。感動と考えさせられるひとときを提供してくれること間違いありません。