メガテラ・ゼロの圧倒的パフォーマンスが魅了したカバー限定ライブ

2025年8月22日、東京・Zepp Hanedaでメガテラ・ゼロのワンマンライブ「懐かしいを攻める」が行われました。このライブはファンからの期待が高まる中、特にカバー曲に特化した内容で、チケットは早々に売り切れとなり、会場は熱気に包まれました。メガテラ・ゼロはYouTubeでの再生回数が7億回を超える人気歌い手であり、今回のライブでもその圧倒的な表現力を存分に発揮しました。

ライブの冒頭、メガテラ・ゼロ自らが影アナウンスを行い、観客に対して「今日は俺が好きな曲を歌うから、一緒に楽しんでくれ！」と元気に呼びかけました。この言葉通り、彼が披露するのはJ-POP、J-ROCK、アニソンと多彩なジャンルの楽曲。初めて歌ったのはSPYAIRの「サムライハート」で、観客の大きな声援が彼の歌に響きました。続くASIAN KUNG-FU GENERATIONの「リライト」では、観客も一緒に歌いまくり、ライブの雰囲気は早くも最高潮に。

メガテラ・ゼロは、「今日はみんなが知っている曲を歌うよ」とさらに観客を煽り、椎名林檎の「丸の内サディスティック」やSIAM SHADEの「1/3の純情な感情」で会場をさらに盛り上げました。特に「1/3の純情な感情」の際には、彼自身も観客を引き込むことで一体感を生み出しました。

また、ライブの魅力的な部分は、アコースティック・コーナーの存在です。ここでは、メガテラ・ゼロが椅子に座り、心に響くバラードを披露。特に「変わらないもの」（奥華子）は、彼のハスキーボイスが深い感動を与えました。観客も静まり返り、彼の歌声に耳を傾けていました。

さらに、この日にはサプライズゲストも登場。FIELD OF VIEWのボーカリスト、浅岡雄也とシンガーソングライターの大柴広己が共演し、歌唱することに。特に大柴の代表曲「さよならミッドナイト」が披露されると、メガテラもハーモニーを加え、観客の心を掴む瞬間となりました。

ライブの後半では、メガテラのパワフルな歌唱が続き、特に「サクラミツツキ」（SPYAIR）やONE OK ROCKの「Wherever you are」での感動的な演出には心を掴まれました。最後の曲は、WANDSの「世界が終るまでは…」を見事なパフォーマンスで締めくくりました。

アンコールには再び浅岡と大柴が加わり、FIELD OF VIEWの「DAN DAN 心魅かれてく」を熱唱。この瞬間、会場は一体感に包まれ、メガテラ・ゼロ自身も観客を巻き込んで最高の盛り上がりを見せました。本当に特別な夜となりました。なお、メガテラ・ゼロは今後、8月29日にYouTube Music Weekend、10月13日にはTOKYO ISLANDに出演予定です。さらなる活躍が期待されます。