新たな価値創造に向けた実践的ガイド
リクルートマネジメントソリューションズが3月19日(木)に、書籍『図解 イノベーション入門~新しい価値が生まれる仕組みを学びたい人のための「理論と実践」100のツボ』をディスカヴァー・トゥエンティワンから発売します。この一冊は、停滞している組織に新たな価値を創るための具体的なアプローチと知識を提供します。
本書の狙い
現代の企業は「新規事業が育たない」「組織が守りに入っている」という課題に直面しています。アイデアや戦略はあるものの、実際に新しい価値を生み出せない理由は、「人と組織」の問題が未解決だからです。本書は、その課題に真正面から取り組む内容となっています。他のイノベーションに関する書籍は多くありますが、組織全般や人事の役割に焦点を当てた体系的な議論がなされることは少なく、昨今は特にそのニーズが高まっています。
著者である井上功氏と坪谷邦生氏は、それぞれ新規事業開発や組織開発におけるスペシャリストです。この二人が、「人事こそイノベーションの主役である」という視点を主軸に、100の具体的なツボを提示し、実践的な手法をまとめています。
実践的な構成
本書の特徴的な点は、理論学習にとどまることなく、現場での実践を重視していることです。全10章から成り、一つの章は10のツボから構成されています。各章は、興味のあるテーマから読み始められるように設計されており、102の図解を通じて複雑な概念を直感的に理解できるよう配慮されています。さらに、経営者や人事部門、新規事業担当者向けにそれぞれに応じた解説も網羅されています。
各章の概要
書籍は以下の10章構成になっています。
1.
イノベーションとは:イノベーションの基本概念とその起こり方。
2.
越境:イノベーションの過程における境界を越えたコミュニケーションの重要性。
3.
思いつく(個):アイデアの出発点となる個人の特性。
4.
アイディエーション(個):個としての越境の具体的手法。
5.
磨く(チーム):チームでアイデアを洗練させるための戦略。
6.
エフェクチュエーション(チーム):新しい価値を創出するためのプロセス。
7.
事業化(組織):アイデアを実際の事業として成立させるための方法。
8.
コーゼーション(組織):イノベーションを進める具体的な段階。
9.
資源動員(組織):事業を進行するために必要な資源調達。
10.
人事(組織):組織内イノベーションを支える人事の役割。
著者のコメント
井上功氏は、組織内イノベーションをテーマに、多くの研究や対話を重ねてきた経験から本書を執筆した理由を語ります。人事部門がイノベーションの鍵を握ると確信し、本書の制作を通じてその実践的なガイドを提供しているのです。
坪谷邦生氏も多くの著作がある中で、本書が図解形式で組織内のイノベーション全体像を示すものとして重要であると述べています。対談を通じた新たな観点や見解も盛り込まれており、読者が得られる知識は多岐にわたります。
書籍情報
この書籍は、経営者や人事担当者、新しい挑戦を考えるビジネスパーソンなど、あらゆる立場の方々にとって有益な内容となっています。発売は2026年3月20日、公式なオンライン書店では事前に購入可能です。書籍の価格は2,800円(税別)で、278ページにわたる内容です。
人事とイノベーションを融合させ、実践的かつ体系的にイノベーションを起こすためのヒントが詰まったこの一冊は、まさに現代のビジネスシーンにおいて必携の書といえるでしょう。