能登ブックカフェ
2025-08-01 11:54:19

奥能登に希望を届けるブックカフェプロジェクトの活動報告と支援のお願い

再生へ向けた希望の光



特定非営利活動法人エファジャパンは、2024年1月に発生した能登半島地震の影響を受けた石川県珠洲市に、温かい食事や本を届ける活動を開始しました。このプロジェクトでは、レスキューキッチンカーを利用し、直接被災地で支援を行います。

地震と豪雨の影響



地震から1年半が経過し、珠洲市では今なお復興への道のりが厳しい状況に直面しています。新型コロナウイルスや自然災害が続く中、被災した方々の心の貧困も日増しに深刻化しています。特に昨年9月に襲った豪雨では、更なる浸水被害が発生し、生活基盤が脅かされました。

実際に被害を受けた住宅や施設は全壊19棟、半壊26棟、浸水1,373棟と報告されており、仮設住宅でも生活の質が低下しています。現在、災害関連死が増加していることも問題となっています。

ブックカフェの取り組み



エファジャパンは、一般社団法人日本食育HEDカレッジと連携し、ブックカフェを運営しています。キッチンカーによる温かい食事を提供する傍ら、来場者が自由に本を手に取れる空間を提供します。移動式本棚を設置し、珠洲のいろは書店で購入した本を並べています。

この取り組みでは、地域住民が求める本を届け、心の安らぎや交流の場を提供しています。参加者からは「このブックカフェで本を読みたかった」といった声や、「ここに来れば心がほぐれる」と嬉しいフィードバックが寄せられています。

支援のお願い



ブックカフェの運営には、特別な支援が必要です。具体的には、以下の費用をクラウドファンディングで集めています。
  • - 本の購入費用
  • - プロジェクトにかかる旅費や交通費
  • - ブックカフェ用の備品購入費用
  • - それ以外の運営に必要な経費

2025年8月31日までに目標金額80万円を達成できるよう、皆様の温かいご支援をお願いしています。
支援の詳細は、こちらのクラウドファンディングページでご覧いただけます。

本との出会い


「最近、どんな本を読んでいますか?」この問いかけに対し、参加者からは「久しぶりに本を手に取った」という声が聞かれました。ブックカフェを訪れることで、本を読む楽しさや、人と話す喜びを再認識することができたと言います。
例えば、手芸に興味を持つ方は「編み物のパターンが載った本をぜひ手に入れたい」と話され、子どもに本を読み聞かせることを楽しみにしている親もいました。
また、能登半島の方たちが求めているのは、料理本やストーリーのある本、お子さん向けの絵本など多様です。
これらの声をもとに、エファジャパンは本を選び、届け続けていきます。

今後の展望



今後も隔月でのブックカフェの開催を予定しており、被災地の方々に本がもたらす力を体感してもらえる機会を増やしていきます。
能登の人々にとって、本が再び希望の光となることを願っています。私たちエファジャパンは、国内外問わず人々に本を届け続ける使命を持って活動していきます。

「手にした本が、ふたたび希望をくれた」この言葉が、能登の皆様に届くことを心から願っています。


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