時代をリードする本
2025-03-21 11:54:34

新刊『ノーノーマル時代を生き抜くリーダーシップの教科書』の魅力とは

新刊『ノーノーマル時代を生き抜くリーダーシップの教科書』の魅力



2025年3月21日、株式会社クロスメディア・パブリッシングから、注目のビジネス書『ノーノーマル時代を生き抜くリーダーシップの教科書』が出版されました。この書籍は、組織人事コンサルタントとして長年活躍する山本紳也氏によるもので、現代のリーダーが直面する挑戦と、それに対応するために必要な資質を解説しています。

「ノーノーマル時代」とは何か?



著者は、現在のビジネスシーンが「新しい常識」ではなく、むしろ常識が通用しない「ノーノーマル時代」に突入していると指摘します。コロナ禍や気候変動、生成AIの普及といった変化の中、リーダーに求められる資質も大きく変わってきました。従来の成功体験が通用しないこの時代には、リーダー自身がどのように自らを理解し、他者を引きつけるかが重要です。

10のコンピテンシーを通じて見るリーダーシップ



本書では、これからのリーダーに必要な10のコンピテンシーを具体的な事例と共に紹介しています。以下がその内容です:

1. 好奇心 (Curiosity) - 新しい知識や情報を受け入れる姿勢。
2. 多様性の受容 (Diversity, Equity & Inclusion) - チームの多様な意見を尊重する。
3. 謙虚さ (Humble) - 自分の限界を理解し、他者の助言を受け入れる。
4. 傾聴 (Active Listening) - 他者の意見を真摯に聞く能力。
5. 倫理観 (Ethical) - 高い道徳基準を持つリーダーシップ。
6. 公平性 (Fairness) - 偏見なく判断を行う姿勢。
7. 透明性 (Transparency) - 決定をオープンにすること。
8. 適応性 (Adaptability) - 変化する環境への素早い対応。
9. 俊敏性 (Agility) - 即座に行動する力。
10. ビジョナリー (Visionary) - 長期的な視野を持ち、目標に向かって進む。

これらのコンピテンシーを持つリーダーが、今後の組織をどのように導いていくのかが、本書の魅力です。

目指すべき職場環境



著者はまた、リーダーが作るべき職場環境についても言及しています。リーダーは、組織のメンバーが安心して意見を述べたり議論できる心理的安全性を確保することが求められるのです。信頼関係が強固で、多様性が受け入れられる職場では、メンバーが笑顔で働き、常に成長し続けることが可能になります。

組織が直面する課題に対して迅速に意思決定を行い、必要に応じて方向転換をしながらも、参加者全員が協力し合える場を作ることが、リーダーの重要な役割です。

誰におすすめなのか?



この書籍は、経営者やチームリーダー、組織変革に関わる人事担当者に是非手に取っていただきたい内容です。また、これからリーダーを目指す若手社員にも非常に役立つ情報が詰まっています。心理的安全性の高い職場づくりや、多様性を活かした組織作りに興味のある方にとっても、実践的なガイドブックとなることでしょう。

著者について



山本紳也氏は、慶應義塾大学理工学部を卒業後、イリノイ大学でMBAを取得。30年以上にわたり組織人事コンサルタントとして活躍してきた実績があります。これまでの経験を通じて、企業の活力とイノベーションを生む組織づくりを目指し、数々の著書を執筆されています。

書籍情報



  • - 書名: 『ノーノーマル時代を生き抜くリーダーシップの教科書』
  • - 著者: 山本紳也
  • - 定価: 1,580円(税別)
  • - 発売日: 2025年3月21日
  • - ISBN: 978-4295410720

新たな時代に求められるリーダーシップの考え方や実践方法を学ぶために、ぜひ本書をお手に取ってみてはいかがでしょうか。


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