料理本シリーズ完結!ウー・ウェンの新作『麺 ごはん』で極上の主食を楽しもう
株式会社高橋書店が、北京出身の著名な料理家ウー・ウェンさんのシリーズ第6作『ウー・ウェンの 麺 ごはん』を2025年4月11日に発売します。この本は、ウー・ウェンさんがアジア人の主食に注目し、麺とお米をテーマにしたレシピをたっぷりご紹介。これまでのシリーズが素材そのもののおいしさを引き立ててきたのと同様に、本書でも参考になるコツやおいしい作り方が詰まっています。
麺とごはんの魅力を再発見
ウー・ウェンさんが提案するこの本では、料理に欠かせない主食をメインにスポットを当てています。彼女は、「麺」のおいしさと、「ごはん」の楽しみ方をそれぞれの特性に合わせて紹介しており、食材の選び方や調理法によって、それぞれがどれほどの美味しさを引き出すことができるかを伝えています。
具体的には、麺料理では汁麺や炒麺、あえ麺など多様なスタイルが掲載されており、そのどれもが極めてシンプルなレシピで、材料の持ち味を最大限に引き出すことができるよう工夫されています。一方でごはん料理では、家庭でも簡単に作れる炒飯やお粥、おこげなど、日常の食卓を彩るレシピが並び、家庭料理の良さを再確認させてくれます。
主なレシピの紹介
本書には、特に注目ですべきレシピが18種類も並びます。ごはんのレシピには、シンプルな炒飯から八宝飯、さらにはちまきといった具だくさんな料理まで、まさに多種多様です。ウー・ウェンさんの知識を生かした「お粥」のレシピでは、さつまいもや鶏肉を使ったクリーミーなものが登場します。
さらに麺料理のセクションでは、塩こしょうで味付けしたシンプルな汁麺や、黒酢を使った炒麺など、非常にシンプルな作り方で本来の麺のおいしさを引き立てています。ウー・ウェンさんの哲学では、料理は素材を大切にするもので、特にこの麺料理においてはそうした考えが顕著に表れています。
読むべき理由
この本は単なるレシピ本ではなく、ウー・ウェンさんの人生経験が詰まった一冊です。彼女は中国での生活を経て、35年間日本で料理の普及に努めてきました。料理を通じて文化を伝えることがどれほど大切であるか、その想いを読者に届けています。
また、レシピはすべて家庭でも簡単に再現できるように配慮されており、忙しい現代人でも手軽に美味しいごはんや麺料理を楽しむことができるのが魅力です。特に、白ごはんを余らせた際の再利用法や、余り物を活かしたアレンジ方法が紹介されているのもポイントです。
出版情報とサイン会
『ウー・ウェンの 麺 ごはん』は、税込2,530円で64ページからなり、A4変形判の見やすいサイズです。また、この発売を記念したサイン会も開催される予定です。2025年4月13日(日)には代官山蔦屋書店でのサイン会も予定されており、ファンにとっても見逃せないイベントです。
高橋書店公式ホームページ
『ウー・ウェンの 麺 ごはん』は、この春、主食の新たな魅力に出会える一冊です。ぜひ手に取って、毎日の食卓に彩りを加えてみてはいかがでしょうか?