生きがい実態調査
2025-05-19 18:37:05

生きがい実態調査:多くが日常の幸せを実感する一方、実感不足も浮き彫りに

生きがい実態調査の結果から見える実情



ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長:髙橋 薫)が実施した「生きがい実態調査」では、全国の10代から70代の1,400名を対象に、生きがいについての意識を測るためのインターネットリサーチが行われました。本調査の結果からは、日本人がどのように生きがいを認識し、感じているのかが浮かび上がりました。

生きがいの重要性を認識している人が大多数



調査の結果、全体の93%の人々が「生きがいを感じる瞬間は、人生において大切だ」と答えています。しかし、実際に「生きがいがある」と感じている人は61.1%にとどまっており、16.8%は「ない」、22.1%は「わからない」と回答しています。この結果から、日常生活における幸せを感じることが多い一方で、その実感が薄いと感じる人も多いことが分かります。

特に世代別に見ると、10代では生きがいを感じる人が74.0%に対して、40代では51.5%に過ぎません。

生きがいを感じる瞬間のTOP3



生きがいを感じる瞬間として最も多く挙げられたのは、1位が「美味しいものを食べる」(47.4%)、2位は「旅行」(46.0%)、3位が「温泉やリラクゼーション」(25.4%)です。また、10代の若者に限ると、1位は「美味しいものを食べているとき」、2位は「推し活をしているとき」という結果が出ています。

男女別にみると、男性は「旅行」を選ぶ傾向が強く、女性は「美味しいもの」に対して具体的な生きがいを感じていることが明らかになっています。

生きがいを感じるための継続的な努力



生きがいを感じるために大切なこととして、多くの人が「金銭的に無理をしないこと」(34.7%)を挙げています。このほか、「体力的に無理をしないこと」や「しっかりと睡眠をとること」が上位にランクインしました。これらのデータから、自分の限界を認識し、無理をしないことが重要なようです。

生きがい活動の費用と頻度



生きがいを感じる活動には年間で平均107,289円を費やしていることも分かりました。活動の頻度は年間153.5回であり、週に約3回行っている計算になります。一回あたりの費用は699円と、非常に手頃な額となっています。

日常に潜むささやかな幸せ



調査において興味深いのは、生きがいが「ない」または「わからない」と答えた人でも、82%が日常の中でささやかな幸せを感じる瞬間を持っているという点です。「美味しいものを食べているとき」や「映画館で映画を観ているとき」といった、ごく普通の日常の場面が生きがいにつながっていると言えます。

推し活と生きがいの関わり



生きがいが「ない・わからない」人の半数はお気に入りの「推し」を持っていることも特筆すべき点です。この「推し」がいること自体が、生きがいにつながっている可能性があります。

まとめ



この調査を通じてわかったのは、生きがいは特別な瞬間ではなく、日常の中に潜んでいるものであるということです。全体で約7割が、もっと生きがいを感じたいという意向も示しており、日常の中の幸せに気づくことが、自身の幸福度を高めるカギになるでしょう。自分の生活の中に隠れた小さな幸せを見つけることで、毎日をより充実させることができるかもしれません。


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