英語を楽しく学ぶための新指導法
日本での英語教育の進化は目覚ましく、特に子どもたちの英語学習環境が重要視されています。その中で、2026年3月10日、東京書籍株式会社から発売された『新訂はじめてのジョリーフォニックス1ティーチャーズブック』は、多感覚を用いた英語の読み書き指導法「ジョリーフォニックス」の日本語版です。この教材は、世界150か国で実績を持つ指導メソッドであり、現場での使用が支持されています。
ジョリーフォニックスの特長
この指導法は、音と文字の関係を楽しく学ぶための多様なアプローチを取り入れています。ストーリーや絵本、歌、アクション(動作)を活用することで、学ぶ楽しさを感じながら英語に親しむことができます。また、暗記に頼るのではなく、自分で単語を読める力を養成することを目指しています。
充実した指導サポート付録
『ティーチャーズブック』には、実際の指導をサポートするための付録が豊富に用意されています。具体的には、ネイティブ音声をWebからダウンロードして使うことができる音声教材や、各レッスンの導入時に便利なイラスト集、約10分間の指導例動画などが含まれています。これにより、教師は指導方法を学びながら、実際に教える際に役立てることができます。
新訂版の特徴
今回の新訂版では、従来の内容に比べて解説がさらに詳しくなり、ボリュームが増しています。また、一部の設問が改訂され、別売の『新訂はじめてのジョリーフォニックス1ステューデントブック』に関連して発展問題も増量されました。このように、より深く学べる工夫が盛り込まれています。
読み書きが苦手な子どもたちへのサポート
英語の読み書きには、苦手を感じる子どもが多いのも事実です。例えば、小学校で英語を楽しく学んでいたにもかかわらず、中学校に進学する際、英語が苦手意識を持つようになるケースが多く見られます。その理由の一つが、英語の音とつづりが理解できないことです。特に日本語には存在しない母音の音があるため、英語の読み書きに対して戸惑ってしまう子どもたちが多いのです。
ジョリーフォニックスは、英語の音(音素)とつづりとの関係を理解するための指導法として、英語独自の「フォニックスルール」を教えています。このルールを学ぶことで、単語を丸暗記することなく、より効果的に読み書きを習得することができるのです。もっというと、英語の音には約42種類もあり、本書では各音に対して一つの表し方(つづり方)を学ぶことで、フォニックスの理解を深めます。
著者情報
本書は、ジョリーラーニング社が編著し、山下桂世子監訳によって制作されました。山下氏は愛知県出身で、イギリスの小学校での教師経験を持ちフォニックス指導の専門家です。日本とイギリスを往復しながら、教育者向けのトレーニングセミナーを開催し、実践を重ねている彼女の知識と経験がこの教材に反映されています。
導入方法
本書を使ったレッスンを行うには、鬼教科書の内容に則って、別売の『新訂はじめてのジョリーフォニックス1ステューデントブック』を使用することが推奨されています。そこには、子どもたちが自分で書き込んで学べるワークブックが含まれており、効果的に指導を行うことができます。
まとめ
『新訂はじめてのジョリーフォニックス1ティーチャーズブック』は、英語の読み書き能力を高めるための革新かつ多感覚な教育ツールです。子どもたちが英語に自信を持ち、楽しく学べるようサポートするために、この指導法を取り入れてみてはいかがでしょうか。日本における英語教育の新たなスタンダードとなることでしょう。