ナショナル・シアター・ライブによる舞台『ウォレン夫人の職業』が、2024年1月23日(金)よりTOHOシネマズ日比谷を始めとした劇場で上映されます。この作品は、ジョージ・バーナード・ショーが130年以上前に書いた戯曲ですが、現代の観客にも感情を響かせる力を持っています。
本作で注目されるのは、実際の親子であるイメルダ・スタウントンとベッシー・カーターの共演です。イメルダ・スタウントンは、映画『ヴェラ・ドレイク』で英国アカデミー賞を受賞し、演劇界でのキャリアも華々しい実力派女優です。彼女の娘であるベッシー・カーターは、ギルドホール音楽演劇学校を卒業し、舞台やテレビで広く活躍しています。特に、2021年にはドラマ『ブリジャートン家』でアンサンブル賞にノミネートされた実績を持っています。
作品の中では、親子がそれぞれの主張をぶつけ合いながら、家族や社会に対する思いを交錯させていきます。スタウントンとカーターの白熱した演技により、観客は母娘の葛藤を深く感じることでしょう。今回、公開に先立ち本編のクリップ動画も解禁されており、その中での二人の巧妙なやりとりが垣間見えます。
劇場プログラムには、戯曲翻訳家の小田島恒志さんのコメントも掲載されており、ショーの作品が現代にも通じるメッセージ性を持つことを伝えています。「働いて、生き抜くために必要なことをこの戯曲は問いかける」と語る小田島さんの言葉からも、本作が観客に与える問いかけの深さが伺えます。また、松岡和子さんも「母と娘の対立を通じて、我々が生きる社会について考えさせられる作品」と称賛しています。
『ウォレン夫人の職業』は、ただの親子の物語ではなく、社会の中での葛藤や価値観の差異を描く力強いストーリーです。上映時間は約1時間52分であり、緊張感ある展開が見どころです。これらの要素が組み合わさり、観る者に強烈な印象を残すこと間違いありません。
場面は、時代を先取りする女性、ヴィヴィ・ウォレンと彼女の母親ウォレン夫人の間で起こる衝突に焦点を当てています。ヴィヴィは自己のアイデンティティや道徳について深く考えながら成長していく姿が描かれ、一方で母ウォレン夫人は旧来の社会構造の中で生き抜くために行ってきたビジネスを糧に戦っています。この二人の思考の対立がどのように発展していくのか、そのドラマチックな展開から目が離せません。
この舞台の魅力は、観るだけでなく感じることにもあります。130年以上の時を経てもなお通じるメッセージは、多くの人々に影響を与えることでしょう。新たな映像体験を劇場で楽しむ機会をお見逃しなく!
上映劇場は、TOHOシネマズ日比谷を含む各地のシネマで展開される予定です。詳細な日程や場所は公式HP(https://www.ntlive.jp/mrswarren)をチェックしてください。さらに、同じ時期に公開されるロザムンド・パイク主演の新作『インター・エイリア』も注目されています。この作品もぜひ合わせてご覧いただきたい一作です。