成田空港でアートと音楽が融合したストリートピアノが登場
成田国際空港から嬉しいニュースが届きました。10月14日(火)より、第3ターミナルにストリートピアノが設置されます。このピアノは、株式会社ヘラルボニーの契約作家であるfuco:のアート作品『ドチラカラデモ』でラッピングされており、空港の一角に新たな文化のスペースが誕生します。
ラッピングアートとストリートピアノの魅力
成田空港に新設されるストリートピアノは、音楽好きにはたまらないスポットです。設置場所は第3ターミナルの2階出発ロビー(保安検査前エリア)で、営業時間は毎日8:00から20:00まで。このピアノはKAWAI GL-30というモデルで、プロフェッショナルな音色を楽しむことができます。
お披露目イベントが開催
設置初日には特別イベントが予定されています。アートと音楽の融合を体感できるこのイベントでは、fuco:本人と盲目のシンガーソングライター、わたなべちひろによるピアノ演奏が行われます。イベントは、午前11時からと午後1時からの2回で、それぞれ約40分のパフォーマンスが予定されています。演奏が終わった後には、fuco:がピアノにサインを入れる機会もあるため、ファンにとって特別な瞬間となること間違いなしです。
fuco:のアート作品について
fuco:は作家として独自の世界観を表現するアーティストで、彼女の作品にはシンプルながらも深いメッセージが込められています。彼女が描くマル、サンカク、シカクのモチーフは、日常生活の中で何気ない瞬間を思い出させるもので、観る者に温かい気持ちを与えることでしょう。彼女のアートは、音楽の旋律と共鳴し、新たな感動を呼び起こします。
ヘラルボニーの理念
株式会社ヘラルボニーは、障害のあるアーティストたちの作品を通じて、新たな文化を創出することを目指しています。『異彩を、放て。』をミッションに掲げ、彼らの才能を世界へ発信しています。今後はフランス・パリにも子会社を設立し、国際的なプロジェクトを展開する予定です。
まとめ
成田空港のストリートピアノは、音楽とアートの新たな融合点として、訪れる人々に特別な体験を提供することでしょう。お披露目イベントでのライブパフォーマンスは、その第一歩とも言えます。アートと音楽の力を感じ、お楽しみいただけますので、ぜひ成田空港へ足を運んでみてはいかがでしょうか。