2026年の大河ドラマに迫る展覧会
名古屋で開催されるNHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」は、沖縄から名古屋へと旅をするものです。2026年の大河ドラマは、豊臣秀長の視点を通じて戦国時代の物語を描いていきます。「もし彼が長生きしていれば、豊臣家の天下は安泰だった」と言われる秀長。その足跡を追い、彼がどのように豊臣家の国家統一を支えたかを探ることができます。
この展覧会では、これまであまり知られていなかった秀長の人柄や、兄・秀吉の偉業を補佐した数々の実績を貴重な資料を基に解説します。家族や仲間である黒田官兵衛や千利休、さらには徳川家康に仕えた名だたる武将たちに関連する品々が揃っており、訪れる人々は多様な視点から戦国の歴史を体感できるでしょう。
秀長の魅力が詰まった4つの見どころ
① 少年時代からの名ネゴシエーター、秀長の姿に迫る
本展覧会では、秀長の肖像画や彼の賢明な人柄が伺える書状などが展示されます。また、唯一確認できる茶入も展示され、秀長の実像をさらに深く理解することができます。名古屋の徳川美術館では、秀長の肖像画が前後期に分かれ公開される予定です。国宝や重要文化財を含む豪華な展示は、必見です。さらに、秀長の武将としての功績を知るために、史料の数々も役立つことでしょう。
② 歴史を形作った兄弟の絆
豊臣兄弟の物語は、戦国の激動を乗り越える信頼と絆に支えられています。一連の合戦図屏風や歴史文書を通じて、彼らの成し遂げた偉業を辿ることができるでしょう。中国攻めから小田原攻め、そして国づくりの過程など、さまざまな文書が集結します。
③ 秀長を支えた家臣団の功績
秀長は多くの有能な家臣に支えられていました。藤堂高虎や桑山重晴、横浜一庵などの遺品が展示され、その中には彼らが果たした役割に関する文書も含まれています。これにより、豊臣政権の実像が垣間見えることでしょう。
④ 豊臣家にゆかりの品々
豊臣家が愛した文化、特に能楽や茶道に関する逸品が展示されます。桃山から江戸初期にかけての貴重な工芸品も見逃せません。また、徳川美術館独自の刀剣コレクションもお楽しみいただけます。いくつかは名古屋会場で限定公開されるため、特別な体験になるでしょう。
音声ガイドも充実
本展覧会では、音声ガイドとして仲野太賀さんが参加します。彼が演じる豊臣秀長の声を聴きながら、展示を楽しむことができる特別な体験となります。
展覧会詳細
会期
2026年4月18日(土)から6月14日(日)にわたって開催されます。前期と後期で異なる作品が展示されるため、何度でも足を運びたくなる内容です。
会場と料金
会場は徳川美術館に加え、名古屋市蓬左文庫での展示も行われます。一般の入場料は2,000円、大学生や高校生は1,200円、中学生以下は無料です。
この特別展を通じて、豊臣秀長の魅力やその歴史的背景を身近に感じることができる貴重な機会です。見逃すことなく、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。