小児外科医・𠮷岡秀人の挑戦を描いた新刊
新刊『小児外科医 𠮷岡秀人物語 ボクが行かんと誰が行く』が、2026年6月25日に発売されます。この本は、自らの過去の挫折を乗り越え、世界の子どもたちを救う医療活動へと向かう小児外科医・𠮷岡秀人氏の物語です。吉岡氏は医師としてだけでなく、国際的な医療ボランティア団体「ジャパンハート」の創設者としても知られています。
不遇からの決意
𠮷岡氏は、大学受験の際に3科目中2科目で0点を取ってしまい、不合格という苦い経験をしました。周囲からは「落ちこぼれ」と見られていましたが、彼は「苦しむ子どもたちを救いたい」という強い思いを持ち続けました。彼は猛勉強の末、医学部に入学し、小児外科医としての道を歩み始めます。
国境を越えた医療活動
医師としてのキャリアが始まった後、𠮷岡氏は日本国内にとどまらず、1995年からミャンマーで医療活動に取り組むことになります。そこで彼は、命を落とす子どもたちを目の当たりにし、それが更なる決意を後押しすることになりました。「すべての子どもたちが、生まれてきてよかったと思える世界をつくりたい」という理念の下、2004年に「ジャパンハート」を設立します。
無償の医療で救われる命
ジャパンハートは設立から現在に至るまで、国内外のさまざまな社会問題に取り組み、延べ4,500人以上の医療者が活動に加わりました。彼らによる無償治療は40万件を超え、病院にアクセスできない地域の子どもたちに手を差し伸べてきました。息をのむような数の子どもたちが、その助けによって新たな未来を得ています。
海外では、医療活動のほかにも視覚障害者自立支援や、貧困により人身売買の危機にある子どもたちへの支援を含む「Dream Train(ドリームトレイン)」という養育施設の運営も行っています。一方、日本国内では災害支援や医療者不足地域への支援、小児がんの子どもとその家族への「スマイルスマイルプロジェクト」など、数多くの活動を展開しています。
小さな光が大きな輪へ
本書には、医師としての活動だけでなく、一人の少年が夢を追い続けた人生の物語が込められています。𠮷岡氏は、失敗を恐れずに挑戦し、行動することの大切さを教えてくれます。彼の信念である「ボクが行かんと誰が行く」という言葉は、多くの人々に勇気を与えています。
「ボクが行かんと誰が行く」というメッセージは、一人の小さな光がやがて大きな支援の輪を育てることを証明しています。本書は、逆境を乗り越えて世界を変える一歩を踏み出した少年の物語を描いた、感動的な作品です。
商品情報
- - 商品名: 小児外科医 𠮷岡秀人物語 ボクが行かんと誰が行く
- - 文: 高木香織
- - 絵: 片塩広子
- - 定価: 本体1800円(税別)
- - 発売日: 2026年6月25日
- - 判型/ページ: A5判/80ページ
- - ISBN: 978-4-06-541087-5
- - 発行: 講談社
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