高校数学が身近になる！新たな学びの本が登場！

数学は身近なもの

数学と聞くと、多くの人は難しい記号や公式を思い浮かべ、敬遠してしまうかもしれません。しかし、実際には高校レベルの数学は私たちの周りに数多く存在し、日常生活や社会での様々な場面で役立っています。株式会社ナツメ社が11月17日に発行する『オールカラー高校の数学を身近な例からもういちど学びなおす』は、そんな数学の魅力をわかりやすく解説する一冊です。

著者の藤原進之介氏は、代々木ゼミナールの講師であり、教育の現場での豊富な経験を持っています。彼は20歳にして学習塾を起業し、数多くの校舎を立ち上げた実績があります。また、数検1級や情報科講師としての経験もあり、数学に関する著書も多数執筆しています。こうした経歴を持つ藤原氏が手がけた本書は、読者にとって身近でわかりやすい内容となっています。

オールカラーで視覚的に学ぶ

本書の最大の特徴は、オールカラーで豊富な図やイラストを使用している点です。高校数学の各項目を身近な例を通じて解説しているため、数学がいかに私たちの生活に密接に関わっているのかを理解することができます。たとえば、銀行の金利計算は高校数学の理解なくしては成り立ちませんし、工場での商品の品質検査にも数学が欠かせません。

内容は大きく分かれており、第1章では数の世界と文字式、第2章では図形、第3章で関数の理解を深めることができます。また、第4章では等式の性質や方程式に焦点をあて、第5章では多様な関数について解説。第6章では微分・積分、第7章では確率・統計を学べるように構成されています。これらの章を通じて、読者はさまざまな数学の分野を体系的に学ぶことができます。

理解度チェックとコラムで深掘り

各章の節には「理解度チェック」の確認問題が用意されており、学習内容を自分の理解度に照らし合わせることができます。さらに、巻末には応用問題が掲載されており、自分の実力を試すことも可能です。これらの工夫により、ただ読むだけではなく、実際の理解を深めるための効果的な学習法が提示されています。

また、章末には関連するコラムがあり、苦手な数学のジャンルも興味を持って学ぶことができる工夫がされています。これにより、数学に対する苦手意識を少しずつ克服し、積極的に学ぶ姿勢を育むことができるでしょう。

これからの学びの一歩に

『高校の数学を身近な例からもういちど学びなおす』は単なる教科書ではなく、実生活にひも付けることで数学の楽しさを再発見するための本です。高校数学から離れてしまった人たちに、再び学習の道へと導いてくれるでしょう。数学は決して難しいものではなく、しっかりと理解すれば日常生活に役立つ貴重な知識です。この本を手にして、もう一度数学を身近に感じてみませんか？

興味を持たれた方は、ナツメ社より発売されるこの書籍をぜひ手に取ってみてください。