感動のラストに涙必至！水月つゆの新恋愛小説が登場

水月つゆさんの新作『鮮やかに、色を残して』が、ついに11月21日に発売されます。デビュー作『だから私は、今日も猫をかぶる』が60,000部の大ヒットを記録し、多くの読者から注目を浴びている著者の新たな挑戦です。

本作は、主婦と生活社が展開する中高生向けのブルーライト文芸書籍レーベル「セツナイ青」シリーズの初の長編恋愛小説として、特に注目されています。物語は、母親を交通事故で失った男子高生・鹿野光希が主人公です。光希は、大切な人を亡くしたショックからサッカー部を退部し、何もかもに無気力な日々を過ごしています。

そんな彼の日常が、ある日突然中学時代の同級生・春沢香澄との再会によって一変します。彼女の明るさと前向きな姿勢が光希の心に何かを響かせ、彼は次第に彼女に惹かれていきます。しかし、香澄もまたかつての明るい自分を思い出せないという心の悩みを抱えていました。このように、二人はお互いのそれぞれの問題を背負いながら、少しずつ心を通わせていきます。

物語は、鹿野の成長や香澄との関係の深化を描きながら進みます。特に、鹿野がいかにして自分の過去と向き合い、未来に希望を見出すかが見どころです。ノスタルジックでありながら、何度も共感せずにはいられない心情が丁寧に描かれており、読む者を惹きつけることでしょう。最後のラストには、多くの人々が涙を誘う感動の演出があります。

また、カバーデザインや挿絵は、SNSフォロワー22万人を超える人気イラストレーター・まかろんKさんによるものです。美しいマジックアワーの浜辺で自撮りをするおしゃれなカバーデザインは、まさに作品の内容にも合致しており、視覚的にも楽しませてくれます。挿絵も緻密で、感情豊かなシーンが描かれ、作品をより一層引き立てています。

『鮮やかに、色を残して』は、2025年11月21日発行で、定価は1540円（税込）です。全224ページにわたるこの作品は、日々の生活に少しの感傷をもたらし、青春の甘酸っぱさを感じられることでしょう。

この作品も含め、「セツナイ青」シリーズは、多様な青春の物語を提供しています。シリーズ第4作も予定されており、今からワクワクが止まりません。3作品目の『鮮やかに、色を残して』も、ぜひ手に取ってみてください。

最新の情報や著者の他の活動については、公式SNSや休暇中のインタビュー等で随時更新されていますので、そちらも要チェックです。