新刊『エレベーターが止まったら』の魅力
新興出版社啓林館の「文研出版」ブランドから、新たな児童書『エレベーターが止まったら』がリリースされました。本作は、タワーマンションの最上階でのクリスマスパーティーを描く中で、エレベーターの故障という突発的な出来事が地域住民同士の助け合いの大切さに気づかせるストーリーです。
あらすじ
物語は、クリスマスパーティーの日に、タワーマンションのエレベーターが故障するところから始まります。住民たちはパーティーの準備をするため、非常階段を使わざるを得ません。主人公のテルとユースケは、パーティーの準備を手伝うために何度も往復し、次第に彼らと他の住民たちとの絆が深まっていきます。それぞれの個性が際立つ住民たちがどのように協力し、パーティーを成功させるかが本作の見どころとなります。
編集者のコメント
本作は地域住民が力を合わせ、困難を乗り越えていく様子をコミカルに描いています。この作品を通じて、子どもたちが助け合いの精神や、仲間との協力の大切さを自然と学んでくれることを願っています。ストーリーは楽しい要素と深いメッセージが共存しており、子どもたちにとって読み応えのある内容となっています。
作者について
本作品の著者は、新井けいこさん。東京都出身で、日本児童文学者協会の会員でもあります。彼女は数多くの児童書を手がけており、代表作には『やすしすしや』や『リレー選手になりたい』などがあります。新井さんの作品は、ユーモアと心温まる要素が詰まっていることで人気です。
イラストを担当したのは、長野県在住の画家、伊津野果地さん。彼女は「ねこの風つくり工場」シリーズや『アヤカシ薬局閉店セール』など、多くの美しい作品を手がけてきました。彼女のイラストは、物語の雰囲気を一層引き立てています。
商品情報
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シリーズ: 文研ブックランド
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対象: 小学校中学年以上
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判型: A5
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本体価格: 1540円 (本体1400円+税10%)
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ISBN: 978-4-580-82655-7
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公式HP:
新興出版社啓林館
『エレベーターが止まったら』は、地域社会の絆の重要性を伝える心温まる作品です。ぜひ、店舗にてお手に取ってみてください。子どもたちの素敵な読書体験となることでしょう。