文芸誌「301」の魅力
2025-12-05 13:42:45

京都芸術大学文芸誌「301」第6号が魅せる戦後80年の物語と創作の未来

京都芸術大学文芸誌「301」が新たな作品を発表



京都市左京区に位置する京都芸術大学は、23,000人以上の学生が通う日本最大級の総合芸術大学として知られています。この大学の文芸表現学科では、プロの編集者の指導のもとで学生が創造力を発揮し、商業文芸誌『文芸誌 301(サンマルイチ)』が発行されています。最新号となる第6号が発刊され、その内容が話題になっています。

戦後80年をテーマにした大特集



今号の目玉は「戦後80年」という特集です。テーマは「戦後80年てのひらの方舟」。この特集には、著名なお笑い芸人であり芥川賞受賞作家の又吉直樹さん、詩人で翻訳家の山崎佳代子さん、そして文学賞を受賞した豊永浩平さんが参加しています。彼らはそれぞれの視点から、戦後の文学や社会についての考察や作品を寄稿しており、読み応えのある内容です。

また、特集内では、豊永浩平さんに対するインタビューも掲載されており、彼が「歴史の暗闇から紡ぐ黄金言葉」としてどのように文学と現実を結び付けているのか、興味深い視点が語られています。

創作の現場に迫る第二特集



第2特集では「ライトノベル入門」がテーマです。新たな世代のクリエイターによるライトノベルの書評が4名から寄せられ、読者にとって新たな文学ジャンルの楽しみ方を提供します。特に本学卒業生で、最近注目を集めているイラストレーターの白咲まぐるさんの参加も大きな魅力です。彼女は香椎モイミやKanariaのMVイラストを手がけ、多くのファンを持っています。

さらに、本学文芸表現学科出身の駒田準也さんと、現在大学院生である上村裕香さんの対談も注目です。両者ともに特別な文学賞を受賞しており、その経験や創作活動について深く語り合っています。

未来を見据えた文芸誌の役割



この『文芸誌 301』は、単なる作品の発表の場ではなく、また作者の背景とともに、時代の文脈を感じさせる作品を世に広める役割も果たしています。読者にとっては、歴史の裏に埋もれてしまいがちな物語たちを再発見する場となることも意図されています。この視点については、特に充実した内容となっており、文学が持つ力を再認識するきっかけとなるでしょう。

書籍情報と販売のご案内



『文芸誌 301』第6号は、2025年12月5日頃から京阪神の書店をメインに販売が開始されます。定価は1000円(税込)で、192ページのA5版という内容です。初回限定部数のみの販売のため、早めの購入が推奨されています。あっという間に完売してしまう可能性もあるため、興味のある方は注意が必要です。

京都芸術大学の紹介



京都芸術大学は、最先端の芸術教育を展開しており、


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