心温まる「ありがとうの手紙コンテスト2024」における新設SDGs賞の発表

「ありがとうの手紙コンテスト2024」開催レポート

ファミリーマートが地域社会と手を携え、子どもたちの成長を応援する「ありがとうの手紙コンテスト」。2009年度から続くこのコンテストは、感謝の言葉を通じて未来の担い手であるこどもたちに学びの場を提供しています。今年度は新たに「SDGs賞」が創設され、持続可能な社会に向けた子どもたちの思いを評価し、表彰する新たなステージを迎えました。

文部科学大臣賞受賞者の声

2024年度の文部科学大臣賞には、国立学園小学校の田中夢乃さんの「伝え続けてくれる人へ」が輝きました。田中さんは、広島で被爆者から聞いた話を通じて、平和の重要性を改めて感じ、その想いを手紙に込めました。彼女は「受賞できたことは本当に嬉しい」と語り、多くの人に彼女のメッセージが届くことを願っています。

SDGs賞の新設

「SDGs賞」は、未来を見据えたこどもたちの視点を反映させるために設けられました。受賞作品は、感謝の対象が身近な人だけでなく、自然や地域社会にも向けられています。特に関東ブロックで受賞した浦野恵奈さんは、お肉が命を持つ存在であることを気づかせてくれる体験から、「お肉さんへありがとう」と手紙を書きました。「SDGs賞」を受賞できたことに大変喜んでいます。

地域のつながりを体感した表彰式

埼玉県の朝霞市立朝霞第六小学校での表彰式には、近隣のファミリーマートのオーナーやマネージャーが出席しました。地域コミュニティの一員として、生徒たちの受賞を共に祝うことができ、大変温かい時間を過ごしました。参加者からは、「つながり」を大切にしていることが印象的だとの声も寄せられ、地域の人々とのコミュニケーションをさらに深める機会が得られました。

16年連続応募の成果

神奈川県にある平塚市立金目小学校は、15周年を迎えたこのコンテストにおいて、全国で唯一16年連続の応募という驚異的な実績を持ち、学校団体賞を受賞しました。今年は、特別に審査員長である池上彰さんの授業も行われ、子どもたちに「ありがとう」の心を育む機会となりました。その授業から生まれた最優秀作品賞を受賞したのは、山下周音さんで、遠方にいるおばあちゃんへの感謝の気持ちをつづった手紙が高く評価されました。

未来への希望を育む

「ありがとうの手紙コンテスト」は、子どもたちが感謝の心を言葉にする大切さを学ぶ貴重な機会となっています。受賞者たちの声からは、感謝の念を育む教育の重要性が浮き彫りになり、地域とのつながりの大切さも感じ取ることができました。ファミリーマートは、今後も地域との連携を強化し、子どもたちの未来を支える活動を続けていくことでしょう。彼らがつむぐ「ありがとう」が、より良い社会を描いていくことを期待しています。