日本発のボードゲーム「にゃん生すごろく」が韓国へ
日本のアナログゲームメーカー「TRYBE」による、猫の一生をテーマにしたボードゲーム『にゃん生すごろく』が、韓国での出版が遂に決定しました。この作品は、同社のブランド「ひなたぼっこズ」からのファーストリリースとして登場します。
出版契約と今後の展望
韓国のボードゲーム出版社、SEOWOL BoardGames(ソウルボードゲーム)との出版契約が締結され、2026年にはクラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」を利用した韓国版プロジェクトがスタートする計画です。本プロジェクトを経て、韓国国内での正式出版及び販売が見込まれています。
『にゃん生すごろく』の魅力
『にゃん生すごろく』は、プレイヤーが猫の目線で世界を冒険できるユニークなすごろくです。ゲームは、「no cat, no life」というテーマで、猫とそのご主人様との心温まるエピソードを描きます。準備しているのは、楽しさと共感、時には涙を誘うハートフルな体験です。
日本発売以降、2025年10月にはドイツのボードゲーム見本市「SPIEL ESSEN '25」に出展される予定です。日本語版しか展示されないにもかかわらず、海外の来場者たちからは高い関心が寄せられ、多くの購入希望が寄せられました。
ひなたぼっこズの理念
「ひなたぼっこズ」は、「動物愛」をテーマにしたクリエイターチームで、多岐に渡る楽しさやあたたかさを提供することを目指しています。彼らは、様々なゲームを通じて「どうしても欲しい!」と感じる体験を生み出すために、日々新しいものを創造しています。
韓国の猫市場とその成長
韓国のペット関連市場は急成長を遂げており、調査によればその規模は約8兆〜9兆ウォン(約8520億円)に達しています。特に猫の飼育数は、2024年には217万世帯に達すると予測されており、前年比で9.2%増加する見込みです。このことからも、猫に対する関心が高まっていることが伺えます。
加えて、猫関連の商品やサービスが活発化している韓国市場は、ボードゲームとも親和性が高いとされ、これが『にゃん生すごろく』が選ばれた一因となっています。
海外では既に、猫をテーマにしたボードゲームがKickstarterで多くのサポーターから資金を集めるという成功例もあります。このような背景から、韓国市場には『にゃん生すごろく』に潜在的なニーズが期待されているのです。
SPIEL ESSENでの反響
日本の「SPIEL ESSEN」では、展示された日本語版1セットに対し、連日多くの来場者が訪れ、商品の購入希望や写真撮影の問い合わせが殺到しました。この経験は、今後の海外展開の大きな弾みになることでしょう。
展望と新たな挑戦
今後は、2026年に向けて英語圏向けのクラウドファンディングも計画中です。また、同夏には新作タイトル『わん生すごろく』の発売も予定しています。出版社さんや流通パートナーからの相談や提案も随時受け付けていますので、興味のある方はぜひご連絡ください。
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広報担当:山本
メールアドレス:k_yamamoto@trybe.co.jp