物流危機をチャンスに変える!月刊『事業構想』2026年5月号の特集
学校法人先端教育機構が発行する「月刊事業構想」の2026年5月号が4月1日に発売されました。今回は物流の危機を新しい成長機会として捉え、さまざまな取り組みや見解を特集しています。
【特集】物流危機を成長機会に変える
2026年4月より施行される改正物流効率化法により、多くの企業において物流全般を統括する役職「CLO」が新設されることになりました。本特集では、春からスタートする新制度を解説し、物流業界が直面する課題を乗り越えるためのさまざまな取り組みを紹介します。
共同輸配送や海運モーダルシフト、自動化、住所のデジタル化など、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務革新の実例が挙げられます。また、物流業界への新規参入や事業承継についても触れ、輸送の高度化につながる事例を纏めています。
【具体的な取り組みと意見】
国土交通省の物流・自動車局の髙田龍氏は、改正物流効率化法を物流構造改革の契機と位置づけ、その重要性を語ります。「法改正はチャンスであり、守りから攻めに転じるべきだ」との意見もあり、三菱倉庫の斉藤秀親社長がその思いを代弁しました。
更に、同省の視点を通じて、F-LINEの坂本次郎社長は「競争は商品で、物流は共同である」との見解を示し、業界全体としての協力が重要であることを強調します。
【地域特集】千葉県の取り組み
特集の後半では、千葉県の地域特集が掲載されています。成田国際空港の第3滑走路の新設を機に、空港周辺の国際近接産業による都市づくりを目指した「SORATO NRTエアポートシティ構想」を推進中です。
空港に親和性の高い産業の誘致に取り組む千葉県。農業振興や、AI技術を用いた福祉支援など、多角的に地域活性化を図っています。成田市の熊谷俊人知事は、「世界の成長を取り込むためには、種々の産業が共栄することが必要だ」とインタビューで語っています。
【企業の取り組み】
千葉県では複数の事業者が登場しています。株式会社KURKKU FIELDSの新井洸真氏が、農業とアートを通じた未来観を提案。また、イケア・ジャパンのペトラ・ファーレ社長は、快適な住空間の提供に努めています。様々な企業が、それぞれの視点から地域活性化を進めています。
また、株式会社HAPPY NUTS DAYの中野剛氏が、千葉の特産である落花生を世界に広げる取り組みについても注目されています。
【特別企画】渋沢栄一と企業の成長戦略
本号では、渋沢栄一ゆかりの企業が時代の変化にどう対応しているのかも取り上げています。企業における「守るべきもの」と「変えるべきもの」とは何か、各社のトップが未来への展望を語ります。
東京ガスの笹山晋一社長が語る、「公益と私益の両立」は、現代の経営にどう生かされるのか、多くの示唆を与えてくれました。
【まとめ】
「月刊事業構想」2026年5月号は、物流危機という課題を新たなチャンスに変えていくための多彩な取り組みや考え方、企業の意見を集約しています。今後もますます変化が激しくなる時代において、事業構想の重要性が増していくことでしょう。ぜひ、多くの経営者や企業担当者に手に取っていただきたい一冊です。
この月刊誌は、全国の書店やオンラインでも入手可能です。