四国初のご当地怪談、ついに登場!
2026年3月30日、株式会社竹書房より『愛媛怪談』が発売されます。この本は、愛媛県の多彩な怪談や不思議な話を詰め込んだ初のご当地怪談集です。著者は南予出身の声優であり怪談師の三好一平氏。郷土の怪や言い伝えを丁寧に取材し、地域ごとのさまざまな恐怖を描き出しています。
愛媛の恐怖、地元住民の声
本書に収められた怪談は、単なる恐怖物語ではありません。愛媛県の歴史や自然、さらには地域住民の営みや祈りを通じて得た人々の記憶が反映されているのです。特に三好氏は、著作を通じて「愛媛の風土に根差した怪談」を目指しました。彼自身の体験や地元の人々から聞き取った話が織り交ぜられており、読者は震え上がりながらも、少し心が温まる予感を抱きます。
各地域の特徴的な怪談
本書は、愛媛県の三つの地域、東予・中予・南予を完全に網羅しています。例えば、東予地方では「楢原山に出る人を喰う猿神の伝承」や「止呂橋の中央で聞こえる霊のうめき声」が描かれています。中予地方では「松山城二之丸史跡庭園に響く陣太鼓の怪」などが登場し、南予地方では「若宮神社の狛河童」や「海から上ってくる亡者」に関する話が収録されています。これらの話は、ただ単に恐怖を楽しむものではなく、それぞれの場所や時代に根ざした独自の背景があります。
読者に残る余韻
著者の三好氏は、書籍を通して「読後、ふと振り返りたくなるような気配を感じていただければ」と願っています。これは、単なる噂話ではなく、各地に秘められた悲しい歴史や土地特有の物語が、人々の心に何かを問いかけるからです。
書店での入手方法
『愛媛怪談』は文庫版として224ページ、価格は730円(税別)で販売されます。インターネットでの注文はもちろん、ぜひ地元書店に足を運び実際に手に取ってみてください。そこには、あなたを恐怖と不思議な体験に誘う一冊が待っています。
著者のプロフィール
三好一平氏は、愛媛県出身の声優であり怪談師で、怪談最恐戦2022にて人前で怪談を話し始めた注目の存在です。また、YouTubeチャンネルでは「三好一平の怖い話」としても活動し、怪談ファンとの交流を深めています。彼の作品は、怪談好きの作家たちともコラボしており、その実力を磨き続けています。
この『愛媛怪談』は、恐怖心を抱きながらも、愛媛の文化や人々の温かさを感じさせる素晴らしい一冊です。ぜひ、その魅力を体験してみてはいかがでしょうか。