伝説のキャラクターデザイナーいのまたむつみの回顧展が横浜で開催！

いのまたむつみ回顧展の概要

著名なキャラクターデザイナーでありイラストレーターのいのまたむつみの回顧展が2025年12月5日から12月28日まで、神奈川県横浜市のマルイシティ横浜で開催される。この展覧会は、彼女が描いた120点を超えるアナログ原画が一堂に展示される、彼女の創作世界を体験できる貴重な機会である。

この回顧展は、彼女がアニメや小説、ゲームを手掛けた多彩な業績を称えるものであり、特に没後初の大規模なイベントとなっている。いのまたむつみは、独創的なキャラクターデザインと緻密なイラストで多くのファンを魅了し続けてきた。今回の展示では、特別に1980年代に描かれた貴重な漫画原稿も初めて公開され、未発表作品やこれまで見られなかった資料が展示される。

展示内容の詳細

今回の展示では特にアナログ作画の作品が厳選される。デジタルではなく、アルシュ紙に描かれた色鮮やかな作品が鑑賞できるため、その質感や発色を間近で楽しむことができる。原画特有の緻密な線描や、立体感あふれる表現は、彼女の技術の真髄を体感する貴重な機会となるだろう。また、展示予定の作品には『宇宙皇子』や『幻夢戦記レダ』、さらには『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』シリーズなど、様々なジャンルが含まれている。

展示内容の一部を以下に示す：

- 『宇宙皇子』
- 『風の大陸』
- 『幻夢戦記レダ』
- 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』
- 『テイルズオブ』シリーズ
- オリジナル作品

こうした作品は、当時の印刷物では再現できなかった精緻な表現が施されているため、原画の美しさや筆致の息遣いを体感できる貴重な展示内容となっている。

回顧展への参加方法

会場では、EDITION88が企画制作する高品質な版画作品「88Graph」や、オリジナルグッズも販売される予定だ。特に、期間中に来場した方には、特典として本邦初公開のイラストを用いたクリアファイルがプレゼントされる。この特典付入場券は通常1,500円（税込）で、未就学児は無料で入場可能だ。

さらに、開催記念のSNSキャンペーンも実施されており、イベントご招待券が抽選で10名様にプレゼントされる。詳しくはEDITION88の公式ページを確認してほしい。

いのまたむつみのプロフィール

いのまたむつみは1960年12月23日に生まれ、神奈川県横浜市出身の才女である。左利きのアーティストで、アニメのデビュー作『プラレス３四郎』以来、数多くの魅力的な作品を世に送り出してきた。特に『幻夢戦記レダ』や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』などが代表作で、2024年3月10日に急逝するまで、数々の作品を通じて多くのファンに影響を与えた。

今回の回顧展は、彼女の遺したかけがえのないアートを再評価する絶好の機会である。ぜひ、いのまたむつみの魅力に触れてみてはどうだろうか。詳細はEDITION88の特設ページをチェックしてほしい。