特設サイト「育休パパwith Kids」の誕生
2023年9月8日、株式会社朝日新聞出版が運営する子育てメディア『AERA with Kids』は、男性の育児休業取得を支援する取り組み「IKUKYU.PJT」の一環として、育休を取ったパパと子どもたちの素敵な瞬間を集めた特設サイト「育休パパwith Kids」をオープンしました。この取り組みは、父親が育児に参加する風潮をさらに促進し、育休の重要性を広めることを目的としています。
この「育休パパwith Kids」は、31の企業や団体から寄せられた約80枚の写真を特設サイトに掲載しています。中には、お子さんをはじめて沐浴させた日や、ミルクの温度に悩む姿、公園で遊ぶ楽しそうな様子など、日常のあたたかい瞬間が切り取られています。それぞれの写真には、パパたちが育休を取得して感じたことや、お子さんとの心に残るエピソードが併せて紹介されています。
育休を取得する意義
『AERA with Kids』の編集長、鈴木顕氏は「子育てを通じて、父親と母親が共に育てあうことが当たり前になってきた時代です」と話し、育休取得が過去最高の40.5%に達したという厚生労働省の調査結果を引用しました。しかし、企業ごとに育休の取り組み方には差があり、依然として父親が育児に苦労するシーンも多いことが指摘されています。
サイトでは、これまで『AERA with Kids』が取り組んできた育児に関する記事や、「子育てしやすい会社」の情報も掲載され、利用者がさらなる知識を得られるようになっています。育休を取得したことでパパたちがどのように日常の生活を楽しみ、家族との絆を深めているのかを知ることができる貴重な機会です。
今後の展開
また、男性育休推進のための記念日「育休を考える日」が9月19日であることから、この日をきっかけに育児に対する意識を高めようとする動きもあります。IKUKYU.PJTは、さまざまな施策を展開し、育休に対する社会的な理解を深めることを目指していきます。参加企業の中には、大手企業から地方の団体まで多岐にわたり、育休取得を進めるための取り組みが広がっています。
「育休パパwith Kids」は、育児におけるパパたちの視点を広く届けることで、育休取得の重要性を伝えるだけでなく、家族の絆を深めるきっかけとなることを願っています。ぜひ、特設サイトを訪れ、育休を楽しむパパたちの姿を見てください。そして、同じように育休を考えるきっかけにしてみてはどうでしょうか。育休を通じて、より良い育児が広がることを切に願っています。