OpenPlayと提携
2025-09-25 09:59:14

OpenPlayがトイズファクトリーと提携、音楽業界に新たな風を吹き込む

OpenPlayがトイズファクトリーと提携



音楽業界に大きな革新をもたらすOpenPlayが、日本初となるパートナーシップをトイズファクトリーと締結した。この提携により、OpenPlayはトイズファクトリーに対し、包括的なコンテンツ管理サービスを提供する。音声や映像、アートワーク、メタデータなど、さまざまなデジタルアセットを効率的に管理・活用できるプラットフォームが整備されることで、日本市場におけるアーティストの可能性も広がる。

OpenPlayは、1990年に設立されたトイズファクトリーとの提携を通じて、音楽市場が活況を呈する日本への参入を果たした。トイズファクトリーは、日本のポップカルチャーを構成するアーティストたちを多く擁しており、長年にわたりその存在感を示してきた。トイズファクトリーが持つ豊富なコンテンツは、OpenPlayのプラットフォームを活用することで、さらなるグローバル展開が加速すると期待されている。

このパートナーシップによって、トイズファクトリーは自身の権利を保持しつつ、自社のデータとデジタルアセットを管理できる中核的なハブを得る。OpenPlayの提供する技術基盤により、アーティストはよりスムーズにグローバルな成功を目指すことができる。

日本の音楽市場は、2023年においてもCDの売上が多くを占め、前年比7%増の1,390億円に達したと言われている。一方で、COVIDパンデミック以降、ストリーミング配信が急速に受け入れられ、今年のサブスクリプション型ストリーミングの収益は850億円に達するなど、ダイナミックな変化を見せている。これに伴い、日本の音楽ビジネスはデジタルプラットフォームを通じて世界への拡大を推進しており、OpenPlayはその中心的エンジンとしての役割を果たすことになる。

OpenPlayのCEOエドワード・ギニスは、次のようにコメントしている。「日本は世界最大の音楽市場の一つであり、急成長を遂げているストリーミング経済の中で、適切なツールがあればグローバルな成長のチャンスが生まれます。私たちは、OpenPlayのプラットフォームがトイズファクトリーにとって、グローバルな拡大を実現するための基盤を提供できることに自信を持っています。」

一方、トイズファクトリーの配信部門責任者も、「我々のレーベルはクリエイティビティを優先しているため、データベース開発やメタデータ管理、配信ツールの扱いは難しい作業です。OpenPlayは、日本のレーベルや制作会社にとって、ソリューションを提供する重要なパートナーだと信じています」と述べている。

OpenPlayについて


OpenPlay(OpenPlay Inc.)は、650億ドル規模の音楽業界において、権利と資産管理のビジネスエンジンとして新たな革命を起こしている。3,500社以上の音楽企業に信頼されるOpenPlayは、分断されたレガシーシステムを一新し、カタログを一元的かつ知的に管理するインフラを提供。既存の商業的関係を維持しながら、音楽資産の管理と収益化をシームレスに実現するための包括的な製品群を展開している。

音楽業界の未来を主体的にコントロールできるようにするために、OpenPlayは直感的なインターフェースを通じてエンタープライズ級のツールを提供し続けている。詳細は、OpenPlayのウェブサイトを参照されたい。


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