女子小学生のトレンドを学ぶ『JS流行語』最新ランキングを発表！

近年、女子小学生（以下、JS）の流行語やトレンドが注目を集めています。株式会社小学館が発表した最新の『JS流行語』ランキングによると、女子小学生たちの会話の中で多く使用されている言葉トップには、相槌表現の「それな」が選ばれました。この調査は、2022年から始まった「JS研究所」によるもので、定期的にアンケートを実施し、リアルなJSの本音を探るものです。具体的には、2025年の『ちゃお』誌に掲載されたアンケート結果を基にしています。

このランキングでは、「それな」が166名から支持され、2位には「やばい」（93名）、3位に「わかる」（83名）、4位には「マジ」（61名）が続き、共感や驚きを直感的に表現する言葉が上位を占めています。コミュニケーションが音声を介して行われる中で、こうした短くてインパクトのある言葉が多用されていることが分かります。また、5位には「切り替えピース」がランクイン。これは、気持ちを切り替えたい時に使われるパフォーマンスで、発祥はYouTubeチャンネル「テセサクch」に関連しています。

特に注目すべきは、11位に入った「かわいいだけじゃだめですか？」というフレーズ。この言葉は、2024年にデビューしたアイドルグループ・CUTIE STREETの楽曲からきており、TikTokを通じて広まりました。SNSや動画プラットフォームが流行語に与える影響は大きく、実際に2023年には、クリエイターユニットの楽曲やYouTuberのコールなどが流行語としてランクインしています。最近では、VTuberの「まいたけダンス」もネットミームとなり、若年層の間で注目を集めています。

次に、「流行っていること」に関するアンケート結果を見てみましょう。この調査で、1位にはYouTuberグループ「カラフルピーチ」が評価され、特にゲーム実況が人気を博しています。また、2位には話題沸騰中のアニメ「ダンダダン」が続き、3位には2.5次元アイドルグループ「すとぷり」がランクインしています。これらの結果から、女子小学生のコミュニケーションの中心には、YouTubeやアニメが大きな影響を与えていることがわかります。

さらに、しなこさんというインフルエンサーも話題になっています。彼女は、若い世代から支持を集める動画クリエイターで、バズるスイーツを提供するなど、流行の発信において重要な存在となっています。このように、JSたちの間では彼女の活動が注目され、日常会話の中でも彼女に関連する言葉が使われることが増えてきています。

編集長のコメントによると、JSたちは会話やおしゃれが大好きで、特に学校の休み時間や放課後に友達と過ごす時間を大切にしています。使用する言葉やフレーズは、YouTubeやTikTokからの影響が大きく、昔とは異なり、より短く簡潔で、会話の中に溶け込んでいる様子が伺えます。女子小学生たちが好む「カラフルピーチ」や「すとぷり」などは、これからも様々なメディアで活躍し、彼女たちの生活に欠かせないアイコンとなるでしょう。

最後に、「JS研究所」の取り組みについて紹介します。このプロジェクトは2022年に始まり、小学館の『ぷっちぐみ』と『ちゃお』が連携して、JSのリアルを探る活動を行っています。今後も定期的に読者アンケートを実施し、女子小学生たちの動向を追い続けていく予定です。