リーマンサット・プロジェクト、超小型人工衛星RSP-03が宇宙に音楽を届ける！

リーマンサット・プロジェクトが新たに打ち上げる超小型人工衛星RSP-03

一般社団法人リーマンサットスペーシズが手掛ける「リーマンサット・プロジェクト」は、8月21日に超小型人工衛星「RSP-03」を宇宙に送り出すことを発表しました。この衛星は、宇宙における音楽制作を目指す新しい形のプロジェクトの一環です。打ち上げは日本時間で8月21日午後4時57分に行われ、国際宇宙ステーション（ISS）の補給船SpX-33を通じて軌道に投入されます。

人工衛星のミッション

RSP-03は1Uサイズ（10cm四方）の超小型衛星で、「ハモるん」という愛称がついています。この衛星の主な目的は、宇宙空間で収集した星空のデータや周囲の環境情報を元にAIが作曲した音楽を、地上に送信することです。音楽データは、無事ダウンリンクが成功すれば、専用のWebサイト（RSP-03公式サイト）で公開される予定です。

趣味としての宇宙開発

リーマンサット・プロジェクトは「趣味としての宇宙開発」を掲げ、サラリーマンで構成されたメンバーたちが、本業の合間に宇宙開発に取り組んでいる点が特徴です。このプロジェクトは、夢や好奇心を持つ人々が宇宙開発を志せるように、自分たちの手で宇宙の一部を感じることができる環境を整えることを目指しています。

音楽を通じた新たな体験

RSP-03は、星座をイメージした美しいデザインの衛星筐体を持ち、星々のデータから生成された音楽を届けることで、アマチュア無線コミュニティとの連携を深化させています。このプロジェクトの目標は、宇宙を身近に感じてもらい、参加した人たちがその体験を共有できるようにすることです。

プロジェクトリーダーのメッセージ

リーマンサットのプロジェクトマネージャーであるヒロシ氏は、「これまで多くの困難がありましたが、温かいサポートのおかげでここまでたどり着きました。多くのメンバーと、応援してくださった方々に心から感謝しています。」と語っています。彼の言葉からも、プロジェクトへの情熱とともに、仲間との絆を大切にする姿勢が伝わってきます。

リーマンサット・プロジェクトの今後

リーマンサット・プロジェクトでは、引き続き宇宙開発に興味を持つ人々を募集しています。人工衛星やローバーの開発に興味がある人は、ぜひ参加を検討してみてください。また、広報やバックオフィス担当者も必要としており、700名を超える団体の活動もサポートしています。
公式サイトやSNSを通じて、最新情報を知ることができます。興味のある方はぜひお問い合わせください！

公式ウェブサイト: リーマンサット・プロジェクト
質問や参加希望の方はこちら: contact@rymansat.com