愛と葛藤の物語
2025-08-15 12:06:41

障害のある妹を抱える姉の愛と葛藤を描く新作コミック誕生

障害を抱える妹を持つ姉の葛藤と成長を描いた新作コミック



婚約者の両親からの反対を受け、婚約破棄を余儀なくされた透子。彼女の胸に秘めた複雑な思いは、どこから来るのか。本作『妹なんか生まれてこなければよかったのに ーきょうだい児が自分を取り戻す物語ー』は、そんな彼女の物語を中心に展開されます。この作品は、2025年8月15日からコミックシーモアで配信されます。

あらすじ


透子は、大学時代からお付き合いをしている婚約者、洸平との幸せな未来を描いていました。しかし、二人の両家が顔を合わせる場で、洸平の母からの反対が彼女の運命を変えてしまいます。透子の妹、桃乃に障害があることが婚約破棄の理由となったのです。桃乃は知的障害を抱え、生活全般に介助を必要とするため、家族の生活に大きな影響を与えています。母は彼女の世話で手一杯、安全を求める父は無関心で、透子の心中は複雑になっていきます。

きょうだい児とは


本作で描かれている『きょうだい児』とは、障害を持つ兄弟姉妹と共に育つ子どもを指します。彼女たちは、特別なニーズを持つ兄弟姉妹と共に生活しながら、その負担を一部背負うことを期待されます。彼らは、家庭内だけでなく外部の社会でも様々な経験をする中で、孤独感や自己犠牲といった感情を抱くことが多いのです。

最近では、SNS上でも「きょうだい児」の声が広まり、彼らの体験が社会的なテーマとして取り上げられています。彼らの発信した言葉には、多くの共感が寄せられる一方で、時には批判も巻き起こっています。しかし、今や社会に影響を与える重要な存在となりつつあります。

監修者のメッセージ


この物語の監修者であるSibkotoは、実際に障害を抱える兄弟姉妹を持つ「きょうだい児」の立場です。彼女は、兄弟姉妹への感情は親や社会の関係に影響されることを語ります。「きょうだい児」に求められるものは多く、時には自らの感情が揺れ動くこともあると述べています。

彼女は、障害を持つ兄弟姉妹との関係に悩む多くの人に向けて、この物語が少しでも心の支えになればと願っています。「自分の人生を大切にし、自分の感情を大事にしてほしい」というメッセージは、特に心に残ります。

電子書籍情報と著者プロフィール


『妹なんか生まれてこなければよかったのに』は、著者うみこによって描かれています。著者は社会福祉士であり、様々な福祉の現場での経験を持つ彼女が、きょうだい児の実情を理解した上で生まれた作品です。特に、家族や心のテーマを通じて、人々の共感を呼ぶ作品を目指しています。

この作品は、電子書籍として2025年8月15日から発売されますが、紙書籍も8月26日に販売される予定です。Instagramでは多くのフォロワーを持ち、独自の視点で描くその作品が、これからの読者にどれだけの影響を与えるのか、楽しみです。

障害を抱える兄弟姉妹との関わりや、きょうだい児の心の成長を描いたこの新作コミックは、多くの人の心に響くことでしょう。


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