ソフト音源『TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection』がついに登場!
株式会社ソニカが2025年3月1日(土)に新たなソフトウェア音源『TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection』を、音源ブランドSonica Instrumentsからリリースすることを発表しました。このソフト音源は、日本の伝統的な楽器、太鼓を中心に、そのサウンドと表現力を極限まで追求した作品です。
日本の太鼓音源の進化
近年、太鼓の音は世界中の音楽作品や映画のサウンドトラックにおいて、重要な要素となっています。『TAIKO THUNDER』は、そんな太鼓のサウンドを限界まで探求し、今までにない規模で提供されることを目指しています。この新作では、通常価格96,800円(税込)で、2025年3月31日(月)までの期間はイントロ価格82,280円(税込)で購入可能です。
販売は、Sonica Instrumentsの公式Webサイトをはじめ、SONICWIREや宮地楽器でも行われます。詳細は
こちらからご覧いただけます。
特徴的な機能一覧
『TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection』には、以下のような特徴があります:
1.
多様な楽器の収録:日本屈指の演奏家4名が演奏した16種類の太鼓に加え、チャッパ、鉦鼓、神楽鈴、かけ声など、合計20種類の楽器を国内音楽ホールで収録。
2.
専用音源の精緻な再現:各楽器の特性に応じた専用音源として収録し、楽器の特性を忠実に再現。
3.
打面位置のサウンド変化:太鼓においては打面の位置によるサウンドの違いを再現。
4.
アンサンブル機能:最大4人までのアンサンブルを再現する機能を搭載。
5.
高品質な音声フォーマット:7系統のマイクチャンネルを備え、高品質なオーディオを提供。
6.
立体的な音像コントロール:X-Y Padを使用して音の位置を自在に操ることが可能。
7.
楽器モデリングの研究:太鼓の皮面、胴、バチの特性を自由に調整できるInstrument Modelerを搭載。
8.
さまざまなプレイモード:演奏スタイルに合わせて選択できる3種類のプレイモードを提供。
9.
豊富なMIDIデータ:1,400種類以上のGroove(演奏MIDIデータ)を搭載し、DAWへの簡単なドラッグ&ドロップで音楽制作をサポートします。
10.
ライブパフォーマンスへの対応:さまざまなMIDIコントローラーをサポートし、ライブパフォーマンスでも利用可能です。
さらなる進化を遂げた太鼓のサウンド
『TAIKO THUNDER』は、2008年にリリースされた和太鼓専用音源『Japanese Taiko Percussion』以来、16年の歳月を経て完全新作として生まれ変わりました。高解像度ヴェロシティ、打ち分けや打点位置の変化など、1打ずつを丁寧にキャプチャーした結果、収録サンプルは総容量207 GBにも及びます。新たに開発された楽器モデリングによって、より生々しい演奏の制御が実現されています。
このサンプルの収録には、石川県の一般財団法人 浅野太鼓文研究所が全面協力し、細心の注意を払って行われました。太鼓の音を正確に捉えるために、優れたコンディションの楽器を使用し、一流の演奏家とレコーディングエンジニアによって102打を収録。音響の空気感を余すことなく再現し、使用者が求めるサウンドに柔軟に対応できる素晴らしい機能を持っています。
結論
『TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection』は、日本の伝統的な楽器の音を忠実に再現しつつ、最新の技術を結集した次世代の太鼓音源と言えるでしょう。音楽制作やパフォーマンスにおいて、クリエイターたちにとって強力なツールとなることが期待されます。興味のある方はぜひ、公式ページで詳細をチェックしてみてください!