伍代夏子が語る
2025-09-21 09:28:20

災害時のペットを守る!伍代夏子が語る同室避難の重要性とは

災害時のペットを守る!伍代夏子が語る同室避難の重要性



2023年7月より始まった「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」と、ピースワンコ・ジャパンによる『Wan Dream Garden〜保護犬猫と人の幸せな暮らし方〜』が、動物愛護週間に合わせて開催されました。このイベントには歌手の伍代夏子がアンバサダーとして参加し、災害時のペット同室避難の重要性や保護犬活動について、多くの来場者に向けて話をされました。

災害から家族を守るために


伍代夏子氏は、災害がもたらす不安や危険の中で、ペットを含む家族全員が安全に避難できる社会の実現を目指しています。特に、ペットが家族として認識されている一方で、他者からは「獣」と見られることも多い現実がある中、彼女は避難時にペットと一緒にいることの重要性を強調しました。「飼い主が避難所で受け入れられない現実もある。だからこそ、避難所にはペットが一緒に行ける部屋を設けてもらいたい」と呼びかけました。

災害時の準備が整っていない飼い主が多い中、伍代氏は「ペットも家族の一員として、一緒に避難するイメージを持ってほしい」と述べ、意識改革を促しました。特に、珠洲市におけるボランティア活動の経験から、復興は遅れがちであり、飼い主の心身の健康がペットに直結することを痛感したそうです。「まずは飼い主自身がしっかりと防災について学んでほしい」と話しました。

ペット災害危機管理士としての役割


伍代氏は、取得した「ペット災害危機管理士1級」の資格についても言及しました。この資格は、ペットと一緒に避難するための知識を身につけるだけでなく、避難所の運営にも役立つ内容になっています。「人間が助かることが、ペットを守ることに繋がる」との思いから、他者に迷惑をかけないようにしつけを行う必要性を説きました。このようにして、よりペットに優しい避難環境を模索することが可能となります。

保護犬猫活動にも注力


伍代氏は保護犬猫活動にも力を入れており、著名な冒険や感動的なエピソードについても語りました。ある保護犬に出会い、義足や車椅子を提供することで幸せな家族を見つけられるよう尽力しました。「ハンデを持つ子にも愛される家族が必要だと思っている。支援を通じて、一匹でも多くの犬猫が幸せになればと思います」と話し、保護活動に対する深い情熱を感じさせました。

また、トークショーでは司会を務めた渋谷亜希氏も自身の保護犬を紹介し、飼いにくい特性を持つ犬でも、同室での避難を実現するための努力を惜しまない姿勢を示しました。彼女の言葉からは、ペットを家族として大事にする多くの人々の絆を感じることができました。

Wan Dream Gardenについて


『Wan Dream Garden〜保護犬猫と人の幸せな暮らし方〜』は、9月20日から26日まで、Annex Aoyama & Connect Gardenにて開催されています。トークショーや譲渡会など、様々な体験を通じて、動物愛護の重要性を再認識してほしいとの思いが込められています。このイベントでは、犬用に特別開発されたヨーグルトの販売も行われており、来場者を楽しませています。

飼い主とペットが共に幸せな生活を築ける未来に向けて、伍代氏や多くの愛犬家の皆さんが力を合わせて行動している姿が、今後の希望となることでしょう。皆さまの参加をお待ちしております。


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