NEC初のCDO
2026-06-12 12:14:51

NEC初のCDOが描く新たな経営視点とは 企業にデザインを融合する

NEC初のチーフ・デザイン・オフィサーが語る新たな経営モデル



NECのチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)を務める勝沼潤氏が著した『経営にデザインを接続する チーフ・デザイン・オフィサーの条件』が、2026年6月9日にダイヤモンド社から刊行されました。本書は、NECが進める企業改革と、その中でのデザインの役割を明確に示しています。

新たな企業の形を模索する



最近では、顧客体験(CX)の重要性が注目を集めていますが、古い思考様式や意思決定プロセスが残る企業も多く見られます。勝沼氏の本書では、企業の活動には多くの関係者が関与していることに焦点を当て、部分的な改善ではなく、経営全体を見直す必要性を提示しています。企業がより顧客に寄り添った形で変革を遂げるためには、このような視点が不可欠だといえるでしょう。

デザインから見える企業経営



NECは、デザインやブランディング、コーポレートコミュニケーションを経営企画の配下に統合し、これらを一つの戦略の軸として活用してきました。このアプローチにより、競争の軸は製品の性能から、企業と顧客との長期的な関係性へとシフトしています。勝沼氏は、デザインを経営における中核機能として位置づける必要があると強調しています。

12人の経営者とのインタビューを通した深い考察



本書の特長として、12人の経営者や実務家とのインタビューを通じて得られた多面的な知見が挙げられます。これにより、CDOの役割を「深さ」「幅」「高さ」の観点で体系化し、デザインの重要性をより一層理解することができます。また、NECにおけるデザインの拡張や全社機能化に関する実践事例も豊富に紹介されており、実用的な視点が得られる内容となっています。

デザインの必要性を再考する



本書は、なぜ経営がデザインを必要とするのかという問いに対する多くの示唆を提供します。CDOは単なるデザインの責任者にとどまらず、企業活動における価値創造の枠組みを転換する戦略的なリーダーとしての役割を果たすべきという考えが示されています。

これからの企業経営におけるデザイン



勝沼氏は、NECにおいてデザインを経営の中核に位置づけることで、さらなる価値創造を推進し、顧客や社会に新たな体験価値を提供していく意向を示しています。デザインが企業経営にどのように寄与し得るのか、本書を通じてその可能性を深く追求していく姿勢は、多くの経営者にとって刺激的な内容となるでしょう。

書籍概要は以下の通りです。
  • - 書名:経営にデザインを接続する チーフ・デザイン・オフィサーの条件
  • - 著者:勝沼潤(NEC チーフ・デザイン・オフィサー)
  • - 発行:ダイヤモンド社
  • - 発売日:2026年6月9日
  • - 価格:1,760円(税込)

NECでは、これからもデザインを経営に取り入れた新たな価値創造を目指して行動していくとのことです。興味ある方は、ぜひお手に取ってみてください。


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