株式会社PIF、文化庁と提携し文化発信
株式会社PIF(代表取締役:山本浩)は、文化庁との間で「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結しました。このプログラムの目的は、日本の伝統や文化の魅力を国内外に向けて広めることや、日本遺産ストーリーの体験を通じてその理解を深めることにあります。また、地域の活性化を図るための協力体制が築かれます。
PIFは「エンタメの力で、日本を、地域を元気にする」をモットーに、イベントを中心にしながら、“文化とエンターテインメント”の融合に取り組んでいます。文化財や伝統行事の価値を高め、持続可能で高付加価値な文化観光コンテンツを創造することを目指しています。民間の視点やノウハウを活かし、地域の歴史を尊重しながらも革新的なアプローチを行っています。
山本代表のコメント
代表取締役の山本浩氏は、「文化や伝統は守り続けるものでもあるが、同時に進化させるべきものであります。私たちはエンタメの視点からその魅力を再構築し、地域が誇りを持って発信できる仕組みを整えたいと思っております。このパートナーシップを通じて、文化とエンタメが共鳴し、新たな活力と価値を創出していく挑戦を続けます」と述べています。
実績の一例
PIFの取り組みの一環として、青森県青森市では、青森ねぶた祭においてプレミアム観覧席を企画運営しています。このビジネスモデルは、毎年即完売となる人気の席となり、富裕層の参加による経済的効果をもたらしています。このような高付加価値な観覧席を通じて、地域文化の持続的な発展に寄与しています。
さらに、島根県浜田市では観光庁事業に採択され、「石見畳ケ浦」を舞台にした伝統芸能・石見神楽と地元食材を融合した野外レストラン「オロチレストラン」が誕生しました。この取り組みは観光客誘致と地域の価値向上に貢献しています。
富山県魚津市では、ユネスコ無形文化遺産認定の「たてもん祭り」に特別観覧席や宿泊プランの開発を行い、ジャズイベントと連携することで新たな集客を実現しました。また、埼玉県秩父市においては、「秩父夜祭」で大手鉄道会社と共同し、インバウンド向けのプレミアムツアーが企画されたことも話題になっています。
富山市では、300年以上の歴史を持つ「おわら風の盆」において特別観覧席が設けられ、町屋からの観覧や地元食材を味わう新たな体験が提供されました。全席完売となり、地域の伝統行事に新しい価値を付加しています。
このパートナーシップを通じて、PIFは日本遺産の魅力を広く発信し、地域が自発的に継続可能な仕組みを構築していくことを目指しています。これらの取り組みを支える詳細な情報は、文化庁の日本遺産オフィシャルパートナーシッププログラムポータルサイト(
)でご覧いただけます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社PIF
- - 所在地: 東京都港区南青山2-21-35 南青山ヒルズ1F
- - 代表者: 代表取締役 山本浩
- - 事業内容: エンターテインメントを活用した地方創生事業、イベント企画・制作、クリエイティブ制作、PR支援
- - 公式サイト: PIFのウェブサイト