株式会社recriが日経クロストレンドに選ばれる
2023年、株式会社recri(レクリ)が日経クロストレンドが発表した『未来の市場をつくる100社【2026年版】』に選出されました。この評価は、同社が運営する『チケットのサブスクrecri』が成し遂げた社会的インパクトや新しい市場の創出が認められた結果です。
日経クロストレンド『未来の市場をつくる100社』とは
日経クロストレンドのこの特集は、毎年12月に発表される恒例企画で、約400社の中から「新規性」「成長期待」「社会インパクト」の三つの視点で評価された企業のリストです。今回の選出により、recriは2026年に向けての成長が期待される企業として注目を集めています。
■ 選出の背景
現在、日本はAIの普及や物価高、少子高齢化などの課題に直面しています。ビジネスモデルの変革が求められる中、recriは市場に新たな価値を提供し、エンターテインメント分野で顧客と興行主の課題を解決する新しいビジネスモデルを創出。こうした革新が評価されました。
チケットのサブスクrecriとは
recriは、舞台やコンサートのチケットをユーザーの好みに合わせて提案するサブスクリプションサービスです。これまでに90%以上の大手興行主と提携し、ユーザー数も急増中です。その仕組みは、鑑賞初心者が気軽にエンターテインメントを楽しむことを可能にするものです。
空席課題の解決
興行市場には約3,000億円に達する空席の問題が存在します。recriはこの課題に着目し、ユーザーと興行主のニーズをマッチングさせることで新たな顧客の開拓を進めています。これにより、従来のチケット購入の障壁が取り除かれ、より多くの人々がエンターテインメントを楽しむことができます。
利便性と成長性
recriの強みは、ユーザーが求める作品をデータに基づいて推薦する機能です。これにより顧客満足が向上し、前年比200%以上の成長を実現。今後は、人気チケットの販売や価格変動の導入、自主興行の実施など、さらなるサービス拡充を計画しています。
株式会社recriの使命
代表取締役社長の栗林嶺氏は、日経クロストレンドに選出されたことについて「大変光栄であり、これまで支えてくれた会員や興行主に感謝の意を表します。エンターテインメントは人の人生を変える力があると信じており、今後も感性溢れる社会の実現に貢献していきたい」と述べています。
まとめ
株式会社recriが日経クロストレンドの『未来の市場をつくる100社【2026年版】』に選出されたことは、彼らのビジョンと企業としての成長を示すものです。新たなビジネスモデルを通じて、エンターテインメント市場の変革を先導し、多くの人々に感動や刺激を提供していく様子に期待が寄せられます。