幻の名作『海がきこえる』ビジュアルブックの重版が決定!
スタジオジブリの名作として知られるアニメーション『海がきこえる』のビジュアルブック『海がきこえる THE VISUAL COLLECTION』が、ついに4刷重版されることが発表されました。今なお、多くのファンに愛されるこの作品は、1993年に放映されて以来、特別な存在として語り継がれています。
作品の背景と魅力
『海がきこえる』は、原作を氷室冴子が手がけた作品で、長編アニメーションとしてスタジオジブリが制作しました。物語の舞台は高知と東京で、高校生たちの絆と成長を繊細に描いています。制作には、望月智充監督や近藤勝也作画監督など、若き才能が集結しており、彼らの情熱と夢が作品に込められています。
初放映から31年を経た今では、特に若い世代に新たな魅力が発見され、2024年3月に予定されている劇場再公開も期待されています。過去の文化が新たに評価される「リバイバル現象」の一例として、この作品は愛され続けています。
ビジュアルブックの内容
重版となるビジュアルブックは、ファンにとって待望の一冊です。書籍には、望月監督が選ぶ30カットのフィルムストーリーが収録され、美麗なカラーイラストやキャラクター設定、未使用の挿画などが惜しみなく掲載されています。特に、近藤勝也作画監督による140点の挿画は、これまでの作品には見られなかった新たな作品の一面を見せてくれます。
また、書籍の巻末ギャラリーでは、当時のポスターやチラシなど、貴重な資料が一堂に並び、ファンの記憶を蘇らせます。さらに、制作当時のスタッフへの新たなインタビューも収録されており、制作の裏側や思いを知ることができます。
ジブリ作品の特別な存在
『海がきこえる』は、ジブリの“もう一つの名作”とも言われ、その作品性は世代を超えて多くの人々に影響を与えています。特に最近、Z世代の視聴者から新たな価値が見出され、作品の魅力が再評価されています。このビジュアルブックが、さらに多くの人々にその魅力を伝える手助けになること間違いありません。
教育的なメッセージや人間関係の描写が高く評価されるこの作品は、今後も新たなファンを生み出し続けることでしょう。
書籍情報
『海がきこえる THE VISUAL COLLECTION』は、2024年10月25日に発売予定です。定価は3,520円(税抜3,200円)で、A4判、160ページのボリュームを誇ります。この機会をお見逃しなく、ぜひ手に取ってみてください。
各種情報はスタジオジブリの公式サイトやトゥーヴァージンズのサイトで確認できます。古き良きアニメーション作品の魅力を再発見するこの機会に、ぜひご期待ください。