高橋悠治が5年ぶりに待望のピアノソロコンサートを開催!
音楽界の先駆者・高橋悠治が、5年ぶりにピアノソロコンサート『Piano』を11月15日に代官山クラブヒルサイドで行うことが発表されました。このコンサートは、音楽家でありプロデューサーの渋谷慶一郎がプロデュースを手がける、特別な一夜となります。
独自の音楽体験
今回の公演は、2000年以降に作曲された高橋悠治の「Piano」と名付けられた4作品を一挙に演奏する貴重な機会です。これらの作品では、断片的に作られた楽譜を即興的に組み合わせることで、毎回異なる音楽が生み出されるという特性があります。つまり、同じ演奏は決して繰り返されないのです。
この挑戦的な表現方法は、高橋悠治の卓越したピアニズムと独特の音楽観が融合した結果、生まれたものです。渋谷慶一郎は今回のコンサートに際し、「悠治さんのコンサートをプロデュースできるなんて、夢のようだ」と語っており、4曲の選曲には自身の音楽への想いや願いも反映されています。
渋谷慶一郎と高橋悠治の出会い
実は、渋谷が作曲家を志すきっかけは、高校時代に高橋悠治のコンサートを観たことだったそうです。この過去の経験が、今回のプロデュースに大きな影響を与えているといえます。また、渋谷は最近の活動として、Abstract Musicというサウンドインスタレーションのヒントにこのコンサートがなることを期待しています。
観客は、ピアノが設置された中央を囲むように配置され、高橋悠治の迫力ある演奏を間近で体感できるというインティメイトな体験が待っています。
チケット販売情報
本公演のチケットは150席限定で、9月25日よりPeatixでの販売が開始されています。お早めの予約をおすすめします。
- - 日時:2025年11月15日(土)開場15:30 / 開演16:00
- - 会場:代官山・ヒルサイドプラザ
- - 料金:一般5,500円(税込)、学生・クラブヒルサイド会員5,000円(税込)
- - URL:チケット購入はこちら
高橋悠治のプロフィール
高橋悠治は1938年生まれの著名な作曲家でありピアニスト。柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに学んだ後、フランスやアメリカで現代音楽のピアニストとして活躍しました。帰国後は、音楽グループの結成や多くの著書を執筆するなど、日本の音楽文化にも大きな影響を与えてきました。
詳細なプロフィールは彼の公式サイトで確認できます:
高橋悠治のサイト
最後に
この待望のコンサートは、高橋悠治の名曲だけでなく、渋谷慶一郎の新たな視点からの音楽体験も提供する貴重な機会です。音楽ファンはもちろん、さまざまなジャンルに興味を持つ方々にも有意義な時間を届けることでしょう。この機会をお見逃しなく!