彬子女王殿下が贈る、新たな文化体験の旅
11月5日(水)、日本の美術と文化に対する深い愛情を込めた一冊、『日本文化、寄り道の旅~彬子女王殿下特別講義~』が発刊されます。その内容は、彬子女王殿下が全国の大学で行ってきた特別講義をもとに構成されており、7つのテーマに分けられています。
特別講義の魅力
本書には、大英博物館の「日本」コレクションや、法隆寺金堂壁画の西洋から見た美術的解釈など、さまざまな内容が盛り込まれています。また、普段は触れることのできない神道と日本文化との深い結びつきや、皇室の装束の文化的意義についても掘り下げています。
「伝統とは残すものではなく、残るもの」という一節が印象的です。万古に渡って受け継がれてきた技術や文化の重要性を、彼女自身の体験を交えて語る様子はまるで、直接講義を受けているかのような臨場感があります。
彬子女王殿下の経歴
彬子女王殿下は1981年に誕生し、留学先のオックスフォード大学では日本美術の研究に励まれました。2010年には女性皇族として初めて博士号を取得し、現在は京都産業大学や國學院大學で特別教授を務めています。また、子供たちに日本の文化を伝える活動として「心游舎」を設立し、全国を巡り続けています。
著書も多く、いずれも彼女の深い学問に裏打ちされたものであり、読む者に新たな視点を与えてくれるものばかりです。たとえば、『赤と青のガウンオックスフォード留学記』では、自身の留学生活を通じての経験を赤裸々に語り、若い世代への知識の橋渡しをしています。
本書の内容の一部
この新刊では、次のような特別講義が収録されています。
- - 大英博物館の「日本」コレクション:日本の美術がどのように海外に影響を与えたか。
- - 西洋から見た法隆寺金堂壁画:美術の背後にある物語を考察。
- - 神道と日本文化:文化の根底にある信仰の重要性。
- - 皇室の装束と文化:伝統衣装の意味と役割。
このように、各講義は彬子女王殿下ならではの視点で、日本文化の深淵に迫る内容となっており、読者に考えるきっかけを与えてくれます。
書誌情報
- - タイトル:日本文化、寄り道の旅~彬子女王殿下特別講義~
- - 著者:彬子女王
- - 定価:1,760円(税込)
- - 発売日:2025年11月5日(水)
本書の予約はAmazonや全国の書店で受け付けており、早めのご購入をおすすめします。この機会に、彬子女王殿下の知識と日本文化への情熱に触れてみませんか?