楽天が「2025 国際縦読みコミックコンテスト」の受賞作品を発表
楽天グループ株式会社は、台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)およびContents Lab. Blue TOKYOと共催の「2025 国際縦読みコミックコンテスト」の受賞作品を発表しました。
このコンテストは、台湾のクリエイターを対象にした、全編フルカラーの縦読みコミックを募集するものです。授賞式では、受賞作品の選考結果が発表され、「銀賞」「特別審査員賞」「読者人気賞」「佳作」の4部門で、合計7作品が栄誉を受けました。また、「銀賞」受賞の2作品には、賞金50万円と共に台湾と日本での連載も保証されています。これらの作品は、楽天のデジタルコミック配信サービス「R-TOON」などで公開される予定です。
受賞作品一覧
- 「地獄有事(地獄で何かが起こっている)」著者:金勻(ジャンル:ファンタジー・SF)
- 「一分為惡(悪に1ポイント)」著者:Udalin(ジャンル:BL)
- 「紙紮人(紙で縫い合わせた人形)」著者:竹川獅(ジャンル:ホラー・ミステリー)
- 「地獄有事(地獄で何かが起こっている)」著者:金勻(ジャンル:ファンタジー・SF)
- 「屍眼(死体の目)」著者:楊白(ジャンル:BL)
- 「獸夢旅人(ビーストドリームトラベラー)」著者:白大與哈鴿(ジャンル:ファンタジー・SF)
- 「這才不是乙女GAME(これは乙女ゲームではありません)」著者:芽露(ジャンル:恋愛)
特別審査員として、役者や小説家として活躍する松井玲奈さんがメンバーに加わり、授賞式では各受賞作品に対し表彰を行いました。彼女は、各作品が文化の垣根を越えた素晴らしい物語を持っており、それぞれ独自の世界観と深いテーマ性を持っていると語っています。特に、縦読みという新しい漫画形式が生むリズムや表現が非常に魅力的で、今後の漫画界の発展が楽しみだとコメントしています。
コンテストの意義
「2025 国際縦読みコミックコンテスト」は、台湾文化を基盤にしたクリエイティブな表現の場を提供し、新進気鋭のクリエイターを発掘する目的があります。コンテストの結果は、R-TOONの編集部や、TAICCA、Contents Lab. Blue TOKYOによる厳正な審査の上、一般投票も加えたものです。
今後、楽天はクリエイターやパートナー企業と協力し、エンターテインメントの多様性を高める取り組みを続けていくとしています。これにより様々な楽しみ方を提供し、文化交流の架け橋となることでしょう。
コンテスト概要
- - 主催: 楽天グループ株式会社、TAICCA、Contents Lab. Blue TOKYO
- - 参加資格: 18歳以上の台湾クリエイター
- - 作品形式: 縦読みフルカラー、全3話
- - 募集期間: 2025年6月20日〜2025年8月24日
このように、楽天が取り組む「2025 国際縦読みコミックコンテスト」は、台湾と日本を繋ぐ新たな文化的交流の象徴となるイベントです。これからの展開に大いに期待しています。