選書センター大賞2025
2025-12-01 13:47:51

子どもたちの心に響く図書選び!選書センター大賞2025が決定!

図書館員が選ぶ最優秀作品とは?選書センター大賞2025の幕が開く



図書館員が選ぶ「選書センター大賞2025」が発表され、多くの書籍が注目を集めています。この大賞は、日本出版販売株式会社(日販)が運営する選書センター主催で行われ、今年で5回目の開催。このたび新たに「小学校部門」と「中学校部門」が設けられ、これまでの統一部門から進化を遂げました。新たに設定された部門がどう活動に影響するのか、期待が寄せられています。

小学校部門 大賞受賞作品


今回の小学校部門で大賞を受賞したのは、ポプラ社から刊行された『かみなり』です。監修者である妹尾堅一郎氏は、「この受賞は晴天の霹靂」と感謝の意を表しました。彼は、もっと多くの子供たちや保護者がカミナリやイナズマの「怖さ」と「魅力」を理解することを願っています。子供たちに臨場感を与えるこの作品は、読書を通じて自然への関心を高める可能性を秘めています。

中学校部門 大賞受賞作品


一方、中学校部門での大賞を受賞したのは、イースト・プレスから出版された『さばの缶づめ、宇宙へいく』です。著者の小坂康之氏は、宇宙へのワクワクやドキドキが無限の力を持っていると述べ、この作品を通じて子供たちの創造力を引き出すことへの期待を寄せました。この本は、好奇心を育むきっかけを提供し、宇宙という未知の世界に思いを馳せさせる一冊です。

大賞を通じた学校図書館の活性化


「選書センター大賞」は、小・中学校の図書館や教育機関への影響を目的としており、全国の学校図書館関係者494名によって投票が行われました。ノミネート図書は、選書センターの専門家が過去の選書実績を元に選出したもので、219冊が選ばれました。これにより、図書館の運営者たちの意見が反映され、より効果的な図書館活用が進むでしょう。

さらに大賞の結果は、関係者に配布されるパンフレットとして10,000部発行され、図書館や書店と連携して配布される予定です。これにより、広く情報が伝わり、多くの人々に優れた図書との出会いを提供します。

参加者の声と期待


参加者たちは、各部門の受賞作品を通じて、図書館が果たす教育的役割に感動を覚えています。彼らは、子供たちが成長する過程で、これらの本に触れることで心の豊かさを育んでくれることを期待しています。教育者たちにとって、良い書籍との出会いは子供たちの未来において重要なのです。

選書センターの役割


選書センターは、小中学校のために約30,000冊を取り揃えた施設です。訪問者は実際の書籍に触れながら選書できる便利な環境が提供され、さらにコンシェルジュも常駐し、来場者のニーズに応じた選書をサポートしています。新刊の展示も充実しており、興味深い書籍と出会える機会が常に提供されます。

本賞は、図書館界における重要なイベントであり、今後の活動においてもさらなる飛躍が期待されます。


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